日本版コンシューマレポート-スバル レガシィ ユーザー試乗レビュー-(4/6)

日本版コンシューマレポート-スバル レガシィ ユーザー試乗レビュー-
米国テキサス州内のスバルティーラー 米国テキサス州内のスバルティーラー 2009年 北米国際自動車ショーで発表された「レガシィコンセプト」 画像ギャラリーはこちら

レガシィのユーザー評価・レビュー/インテリア

上記グラフで、最高得点を叩き出したのは、なんと「室内の広さ」と「カーゴスペース」。共に4.3点のハイスコアだ。ここまで「広さ」が評価される、セダン/ワゴンも珍しい。ミニバンじゃない、のだから。

また、この「広さへの高得点」は、前モデルとの対比での「ユーザーの素直な驚き」を示した結果だ。

実車に乗ってみると、まず驚くのは頭上スペースの広さ(=ヘッドクリアランス)。日本人の標準的なシートポジションに付くと、頭上に広がるスペースの雰囲気は、まるでトールハイト系ミニバンだ。

さらに驚くのは「足元の広さ感」。

前モデルでは、湾曲形状のインパネのなかに両足が挟まれるような格好、いわゆる「囲われ感」が強かった。

対する新型では、「まるでミニバン」のような巨大な足元スペースがある。

だが、床下のトランスミッション部分の出っ張りとフットレストの位置関係が、日本人の標準体型だと、若干違和感がある。フットレスト自体が、もう少しドライバー寄りになっても良い気がする。

またインパネの意匠(=デザイン)は横方向への直線的なイメージ。SIシャーシを基本共有する「インプレッサ」「フォレスター」の湾曲系の意匠とは違う。

こうした「レガシィ」インパネの狙いについて、エクステリアの項で紹介した、難波デザイン部長の主張はこうだ。

「狙いは、高品位です」

高級、上質ではなく、高品位、だという。

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桃田 健史
筆者桃田 健史

日米を拠点に、欧州、BRICs(新興国)、東南アジアなど世界各地で自動車産業を追う「年間飛行距離が最も長い、日本人自動車ジャーナリスト」。自動車雑誌への各種の連載を持つ他、日経Automotive Technologyで電気自動車など次世代車取材、日本テレビで自動車レース中継番組の解説などを務める。近著「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」(ダイヤモンド社)。1962年東京生まれ。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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