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新型車解説 2014/10/24 13:39

スバル 新型(6代目)レガシィB4・レガシィアウトバック 新型車解説/渡辺陽一郎(2/2)

スバル 新型(6代目)レガシィB4・レガシィアウトバック 新型車解説/渡辺陽一郎

部品の約80%が新設計となったFB25型エンジンを搭載

スバル 新型レガシィアウトバック/(右)スバル 新型レガシィアウトバックスバル 新型レガシィB4

グレード構成はシンプルで、搭載されるエンジンはアウトバック、B4ともに水平対向4気筒の2.5リッターのみ。従来型はアウトバックに水平対向6気筒の3.6リッター、B4には2リッターのターボを用意したが、新型はすべて省いている。

それから前述のレヴォーグは2.5リッターを搭載せず、1.6リッターのターボを新たに採用した。なので新型のアウトバックとB4も同じ方向に発展するかと思えば、従来型と変わらなかった。

とはいえレガシィが搭載する2.5リッターの「FB25型エンジン」は、部品の約80%を新設計にしている。吸排気と燃焼系統を中心に効率を高めた。ノイズも小さく抑え込んでいる。

動力性能は、最高出力が175馬力(5800回転)、最大トルクが24kg-m(4000回転)。先代型に比べて最高出力が2馬力高まったものの、ほぼ同じ数値だ。

JC08モード燃費は、アウトバックが1km/L向上して14.6km/L、B4は0.4km/L向上して14.8km/Lになった。すべてのグレードがエコカー減税に該当する。

スバル 新型レガシィアウトバック/(右)スバル 新型レガシィアウトバックスバル 新型レガシィB4

プラットフォームは先代型と共通だが、ボディのねじり剛性はアウトバックが67%、B4は48%向上させている。

サスペンションはフロント側がストラット、リア側はダブルウイッシュボーンで形式は先代型を踏襲したが、ボディの傾き方を制御するスタビライザーなどを含め、造り込みでは大幅に手を加えた。走行安定性と乗り心地のバランスを向上させている。

そしてアウトバック、B4ともに上級グレードのリミテッドには、ショックアブソーバーに「スタブレックス・ライド」を採用した。オイルの通過の仕方を可変式にすることで、ボディが大きく傾いた時には挙動の変化をしっかりと抑え、小さなデコボコは柔らかい設定にしてあまり反応させない。走行安定性と乗り心地の調和を図った。

タイヤサイズは標準仕様が17インチ、「スタブレックス・ライド」のリミテッドには18インチが装着されるので、タイヤの性格の違いに合わせた足まわりともいえるだろう。

装備では「EyeSight Version 3」に「電動パワーシート」が標準装着

スバル 新型レガシィアウトバック/(右)スバル 新型レガシィアウトバックスバル 新型レガシィB4

装備は基本的にアウトバック、B4ともに共通だが、アウトバックにはフォレスターが採用している「Xモード」を装着した。滑りやすい急な斜面を、ブレーキ操作を車両任せにして安定して下れるヒルディセントコントロールなどが備わる。アウトバックのSUVとしての機能を充実させた。このほかの装備では、進化したアイサイトバージョン3、運転席と助手席の電動パワーシートなどが全車に標準装着される。

そして上級のリミテッドには、前述の18インチアルミホイールと「スタブレックス・ライド」のほか、本革シート、アルミパッド付きスポーツペダル、電動リアゲート(アウトバック)などがプラスされる。

価格はアウトバックの標準仕様が313万2000円、アウトバックリミテッドが27万円高い340万2000円だ。B4は標準仕様が286万2000円、B4リミテッドが21万6000円高い307万8000円になる。

アウトバックリミテッドの電動リアゲートは高価な装備だから、B4リミテッドに比べて価格差が5万4000円ほど拡大した。

先代型の価格は、新型の標準仕様とほぼ同じ装備を持つアウトバック2.5iアイサイトが313万2000円だった。つまり標準仕様の価格は据え置かれている。

B4の価格は、先代型の2.5i・BスポーツアイサイトGパッケージが270万円だったから、新型の標準仕様は少し値上げされた。それでも機能の充実を考えれば割高ではない。

特にアウトバックは、ハリアー4WD・2.0プレミアム(333万1543円)、CX-5・4WD・XD・Lパッケージ(328万3200円)などを意識して、機能の割に価格を抑えている。

新型レガシィは1.6リッターターボの搭載も見送られ、ニュース性と華やかさには欠ける。それでも高い天井と長いホイールベースが生み出すゆったりとした後席、快適な乗り心地などにより、4名で乗車して長距離を移動するニーズにはピッタリだ。

レヴォーグやWRXは後席が少し閉鎖的だから、レガシィには独自の魅力がある。

となれば、ツーリングワゴンが「空席」になったのはやはり寂しい。アウトバックとB4の動力性能や燃費をもう少し進化させた頃に、改めて復活を検討して欲しい。レガシィは、やはりツーリングワゴンあってのレガシィだ。

特に今はワゴンの人気が下がっているので、果たす役割は大きいと思う。

スバル 新型レガシィアウトバック/(右)スバル 新型レガシィアウトバックスバル 新型レガシィアウトバック/(右)スバル 新型レガシィアウトバックスバル 新型レガシィアウトバック/(右)スバル 新型レガシィアウトバックスバル 新型レガシィアウトバック/(右)スバル 新型レガシィアウトバックスバル 新型レガシィアウトバック/(右)スバル 新型レガシィアウトバック
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スバル 新型レガシィアウトバック(6代目)

スバル 新型レガシィアウトバック/(右)スバル 新型レガシィアウトバック

全長×全幅×全高:4,815×1,840×1,605mm/ホイールベース:2,745mm/駆動方式:AWD(4WD)/最小回転半径:5.5m//エンジン:2.5リッター 水平対向4気筒 DOHC 16バルブ AVCS(FB25)/最高出力:175PS(129kW)5,800rpm/最大トルク:24.0kgf・m(235N・m)4,000rpm/トランスミッション:リニアトロニック(マニュアルモード付)前進無段 後退1速/車重:1,570kg(Limited 1,580kg)/燃費:14.6km/L/燃料種類:無鉛レギュラーガソリン/燃料タンク容量:60リッター

価格:LEGACY OUTBACK:2,900,000円(税抜)/LEGACY OUTBACK Limited:3,150,000円(税抜)

スバル 新型レガシィB4(6代目)

スバル 新型レガシィB4

全長×全幅×全高:4,795×1,840×1,500mm/ホイールベース:2,745mm/駆動方式:AWD(4WD)/最小回転半径:5.6m//エンジン:2.5リッター 水平対向4気筒 DOHC 16バルブ AVCS(FB25)/最高出力:175PS(129kW)5,800rpm/最大トルク:24.0kgf・m(235N・m)4,000rpm/トランスミッション:リニアトロニック(マニュアルモード付)前進無段 後退1速/車重:1,530kg/燃費:14.8km/L/燃料種類:無鉛レギュラーガソリン/燃料タンク容量:60リッター

価格:LEGACY B4:2,650,000円(税抜)/LEGACY B4 Limited:2,850,000円(税抜)

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