スバル DEX 新車発表会速報
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スバルDEX 誕生!
スバル(富士重工業株式会社)は13日、同社のラインナップに新型コンパクトカーDEXを、投入した。
DEXはズバリ、ダイハツCooのOEM供給車である。昨今のコンパクトカークラスの人気の高まりを視野に入れた、スバルとしてのアイデンティティを盛り込んだ、5ナンバーサイズのクルマとして登場。製造はダイハツ、デザインはスバルが行う。特徴としては、エクステリアは前後バンパーとグリル、それにリアのテールランプをつなげて見せるメッキ装飾のガーニッシュを追加している。一方インテリアはほぼCooそのままのだが、基本的にオーディオレスがベースとなる。つまりナビや音楽を必要とする人は、ご自身のオプションチョイスで設定することになるのだ。
エンジンは1.3Lのツインカムエンジンの1タイプのみで、全車4速ATを設定している。グレードはスタンダードの1.3iから、1.3i-L、1.3i-Sのスポーティタイプまで、全3グレードを用意。それぞれFFとAWD(4WD)の2タイプの駆動を設定。価格も144万円から189万円としており、求めやすい価格となっている。
発表会にはサプライズゲストとしてDEXのCMに出演する、人気モデルの蛯原友里さんも駆けつけ、DEXの開発者とのトークショーや、フォトセッションも行われた。
今年4月に発表された富士重工業、トヨタ自動車、ダイハツ工業による3社提携関係を、一番強い形で表現したクルマ、それが今回のDEXである。3社の技術力を活かした、新たな商品開発体制が徐々に見えてきた気がする。
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