米国でスバリスト増殖中!発表目前の新型XVに電動化(PHV)秘策はある?(1/2)

米国でスバリスト増殖中!発表目前の新型XVに電動化(PHV)秘策はある?
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ついにフルモデルチェンジ!スバル新型XV

スバル インプレッサ XV コンセプト

2017年3月7日、スイスのジュネーブショーで新型スバルXVがワールドプレミアされる。

新型XVは、現行モデルと同じくインプレッサの派生モデルとして登場する。その“インプレッサ”は“レガシィ”以来、13年ぶりにCOTY(日本カー・オブ・ザ・イヤー)を獲得している。

受賞の理由は、本サイトの各種インプレッション記事で既報のように、エントリーモデルで200万円を切るCセグメントとしては、破格の走りと上質なハンドリング、高品質のインテリア、そしてアイサイトと歩行者保護エアバッグという大盤振る舞いにある。

昨年9月、伊豆修善寺のサイクルスポーツセンターで開催された、インプレッサ・プロトタイプ試乗会で、開発総責任者PGM(プロダクト・ゼネラル・マネージャー)の阿部一博氏は自信満々にこう言った。

「プラットフォームを新規に開発したことで、レガシィなど、スバルの車格の序列がひっくり返ってしまうほど、インプレッサの運動性能が一気に高まった」。

当然、新型インプレッサのDNAは新型XVにも受け継がれる。

さらに、インプレッサと比べると購入者の年齢層が10歳以上も若く、次世代スバルを支える重要なモデルである“XV”にとって必然なのは、電動化への対応だ。

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嬉しい悲鳴、ZEVへの対応が必須に

SUBARU VIZIV 2 CONCEPT(スバル ヴィジヴ 2 コンセプト):2014ジュネーブショー

「まさか、ウチがZEVの対象になるとは!?」。

数年前、ある雑誌の取材で、当時は新宿駅西口にあった富士重工業の本社の応接室で、アメリカ事業担当役員にインタビューした際、彼は本心でそう答えた。

ZEVとは、ゼロ・エミッション・ヴィークル規制。米カリフォルニア州環境局の大気保全局が1990年に制定した環境に関する法律だ。同州でクルマを販売する自動車メーカーに対して、EV(電気自動車)などの電動車の販売を義務付けるものだ。

2017年初夏に北米市場へ導入される、2018年モデルから、ZEV法が一部改正される。これまでは同州内の年販6万台以上を販売する自動車メーカーを対象としてきたが、これを年販2万台まで引き下げる。その結果、メルセデス、BMW、VWなどの欧州車や、日系ではマツダとスバルがZEVの対象となる。

こうした状況が、マツダとスバルがトヨタと連携し、電動パワートレインの供給を強化する動きの背景にある。

つまり、素直に考えれば、北米で“クロストレック”という名称で販売しているスバルXVは、ZEV対象となる2018年モデルから、トヨタが2017年2月に発売した新型プリウスPHVのユニットを共有する、というシナリオが成り立つ。

本サイトでは以前、新型XVのハイブリッドシステムとして、スバルのコンセプトモデル“VISIV”が搭載を想定した、1.6リッターDITターボの3モーター式についても紹介した。

現時点で、その可能性がゼロになったとは言い切れないが、トヨタがプラグインハイブリッド車市場の拡大に躍起になっている状況を考えると、新型XVにそのユニットが移植される可能性の方が高いと考える。

>>スバル 新型XV コンセプトモデルを写真でチェック(画像27枚)

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桃田 健史
筆者桃田 健史

日米を拠点に、欧州、BRICs(新興国)、東南アジアなど世界各地で自動車産業を追う「年間飛行距離が最も長い、日本人自動車ジャーナリスト」。自動車雑誌への各種の連載を持つ他、日経Automotive Technologyで電気自動車など次世代車取材、日本テレビで自動車レース中継番組の解説などを務める。近著「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」(ダイヤモンド社)。1962年東京生まれ。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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