STIが手掛ける「マニア向け」じゃないtSモデルとは?XVハイブリッド tSコンセプト/レヴォーグ試乗レポート(3/3)

STIが手掛ける「マニア向け」じゃないtSモデルとは?XVハイブリッド tSコンセプト/レヴォーグ試乗レポート
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STIスポーツパーツ満載の「レヴォーグ1.6GT-S」

STI レヴォーグ1.6GT-S スポーツパーツ装着車

もう一台は、スポーツツアラー「レヴォーグ1.6GT-S」にSTIスポーツパーツを満載したモデルである。

こちらはコンプリートカーではなく、ノーマルのレヴォーグにSTIパーツを装着したクルマ。それゆえ、すでに所有しているレヴォーグを比較的手軽にSTI仕様にカスタマイズできるのだ。

>>レヴォーグ1.6GT-S STIスポーツパーツ装着車の写真を見る

定番の「フレキシブルタワーバー」、「フレキシブルドロースティフナー」に加え、新たに「フレキシブルサポートサブフレームリア」を設定。サブフレームの剛性バランスをチューニングすることで、後輪の接地性をより高める効果がある。

更に「19インチアルミホイール」や「スポーツマフラー」なども装着しているが、サスペンションはノーマルのままだ。

リアサスの動きはノーマル車よりもスムーズ

STI レヴォーグ1.6GT-S スポーツパーツ装着車STI レヴォーグ1.6GT-S スポーツパーツ装着車

ノーマルのレヴォーグはリアのスタビリティの高さに対し、相対的にフロントが足りない感じがしていたのだが、コイツはリアの安定感の高さはそのままに、4つのタイヤをより上手く使って曲がる印象。

実は筆者は「フレキシブルサポートサブフレームリア」を装着する前のこのクルマに以前試乗したのだが、それに対しては、前出のXVハイブリッドtSコンセプトと同じように、路面からコントロールの自在性が増している。

また、リアサスの動きも以前よりもスムーズさが増しており、レヴォーグのウィークポイントの一つ「リアサスの収まりの悪さ」も薄れている。

STIの渋谷真氏によれば「ノーマルのサブフレームは剛性が高すぎなので、STIでは他とバランスを取るために調整をしています」と語る。

STI レヴォーグ1.6GT-S スポーツパーツ装着車STI レヴォーグ1.6GT-S スポーツパーツ装着車

また、スポーツマフラーは排圧を40%軽減させたこだわりの逸品で、実用域のトルクアップやアクセルを踏んだ時のピックアップの良さ、そして最近のスポーツマフラーでは数少ない心地よいサウンドが印象的だ。

レヴォーグにはコンプリートモデル「STIスポーツ」が近々登場する予定となっており、そうすると「STIスポーツ」とこのモデルの違いが気になってくる。

答えは、「どちらも同じ方向を向いているが、STIスポーツパーツをフル装備させることで“tS”相当に仕上がるので濃度は高まる」ということ。

そう言う意味では、ノーマルはもちろん「STIスポーツ」にもお勧めしたいアイテムと言えるだろう。

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山本 シンヤ
筆者山本 シンヤ

自動車メーカー商品企画、チューニングメーカー開発を経て、自動車雑誌の世界に転職。2013年に独立し。「造り手」と「使い手」の両方の気持ちを“解りやすく上手”に伝えることをモットーに「自動車研究家」を名乗って活動をしている。西部警察は子供時代にリアルでTV放送を見て以来大ファンに。現在も暇があれば再放送を入念にチェックしており、当時の番組事情の分析も行なう。プラモデルやミニカー、資料の収集はもちろん、すでにコンプリートBOXも入手済み。現在は木暮課長が着るような派手な裏地のスーツとベストの購入を検討中。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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