質感が大幅向上した元祖クロスオーバーSUV「フォレスター」と新たにEyeSight ver.3を搭載した「XV」を一般道で体感試乗!!(2/4)

質感が大幅向上した元祖クロスオーバーSUV「フォレスター」と新たにEyeSight ver.3を搭載した「XV」を一般道で体感試乗!!
スバル 新型 フォレスター[D型]・XV[E型] 試乗レポート/山本シンヤ スバル 新型 フォレスター[D型]・XV[E型] 試乗レポート/山本シンヤ スバル 新型 フォレスター[D型]・XV[E型] 試乗レポート/山本シンヤ スバル 新型 フォレスター[D型]・XV[E型] 試乗レポート/山本シンヤ スバル 新型 フォレスター[D型]・XV[E型] 試乗レポート/山本シンヤ スバル 新型 フォレスター[D型]・XV[E型] 試乗レポート/山本シンヤ スバル 新型 フォレスター[D型]・XV[E型] 試乗レポート/山本シンヤ スバル 新型 フォレスター[D型]・XV[E型] 試乗レポート/山本シンヤ スバル 新型 フォレスター[D型]・XV[E型] 試乗レポート/山本シンヤ スバル 新型 フォレスター[D型]・XV[E型] 試乗レポート/山本シンヤ スバル 新型 フォレスター[D型]・XV[E型] 試乗レポート/山本シンヤ 画像ギャラリーはこちら

全て見直しが行われた走りの面

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走りの面では、乗り心地と操縦安定性の最適化、操舵時の車両応答性向上、直進安定性向上のため、フロント/リア共にバネ&アブソーバーのリセッティングはもちろん、クロスメンバーの剛性アップやスタビの取り付け位置、ブッシュの見直しなど全て見直しが行なわれた。

また、取り回しや操舵フィーリングのためにステアリングギア比は15.5:1から14:1にクイック化、それに伴いEPSのアシスト特性も最適化。また、ターボ車にはVDCのブレーキ制御を用いて旋回時のトレース性を引き上げるアクティブトルクベクタリングも採用されている。

更に最新のスバル車と比べると「若干騒がしい」と言われた静粛性にも今回はシッカリと手が加えられ、ガラスの板厚アップやシーリング材のボリュームアップ、リニアトロニックの騒音低減などが行なわれ、大きくレベルアップが行なわれているそうだ。

レベルアップした「動的質感」

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その走りはどのように進化したのか?

それは走り始めてすぐ解る。従来モデルではエンジン/トランスミッションから「カチャカチャ」と言うメカニカルノイズが常に聞こえていたが、新型はそのレベルが格段に下がっており、多くの人が「静かですね」と感じるはず。フラッグシップのレガシィ・アウトバックほどではないものの、かなり近いレベルに到達している。

フットワーク系は走行安定性と快適性が大きくレベルアップ。

走行安定性は従来モデルのハンドリングもクロスオーバーSUVの中ではトップレベルだったものの、最新のスバル車と比べてしまうとやや大味でユルさがあったのも事実だ。そこで新型はステアフィールが心地よいダルさを残しながらも精緻になり応答性は大きく向上。ステアリングを切り始めてからの遅れもほとんど感じないレベルだ。

足がよりスムーズに動いているのを実感

スバル 新型 フォレスター[D型]・XV[E型] 試乗レポート/山本シンヤ

ハンドリングは相対的にリアに不安があった従来モデルに対して新型はリアの接地性が高まったことで、グリップの低めなオールシーズンタイヤでも安心感が高く、誰でも安定した走りを体感できるだろう。

快適性は従来モデルよりも突っ張った感じがなくなり、足がよりスムーズに動いている感じを受けた。路面状況によっては上級のレガシィ・アウトバックよりも快適な場面もあったほど。

ちなみに搭載エンジンによって乗り味は若干異なり、NAモデルはクルマの動きは穏やかでしっとりした乗り味なのに対して。ターボはまるでSTIコンプリートカーがカタログモデルになったかのような質の高い乗り味だ。どちらを選んでも、スバルが現在提唱している「動的質感」がレベルアップしているのは間違いない。決してステアリングを握っていなくても「これはいいクルマだね」と感じるはずだ。

自慢のアイサイトがさらに進化

スバル 新型 フォレスター[D型]・XV[E型] 試乗レポート/山本シンヤ

また、スバル自慢の「アイサイト」は最新のバージョン3に進化。スバル初採用となる「アダプティブドライビングビーム」と「後側方警戒支援システム(リアビールクティテクション)」がセットの「アドバンスドセイフティパッケージ」、「ステアリング連動ヘッドランプ」の採用などにより安全装備も更に充実。これらは今回試すことができなかったので、今後どこかでテストできればと思う。

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山本 シンヤ
筆者山本 シンヤ

自動車メーカー商品企画、チューニングメーカー開発を経て、自動車雑誌の世界に転職。2013年に独立し。「造り手」と「使い手」の両方の気持ちを“解りやすく上手”に伝えることをモットーに「自動車研究家」を名乗って活動をしている。西部警察は子供時代にリアルでTV放送を見て以来大ファンに。現在も暇があれば再放送を入念にチェックしており、当時の番組事情の分析も行なう。プラモデルやミニカー、資料の収集はもちろん、すでにコンプリートBOXも入手済み。現在は木暮課長が着るような派手な裏地のスーツとベストの購入を検討中。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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