“いま、日本で最も安全なクルマ”スバル 新型XVが発売!吉永社長「痺れるくらい良いクルマに仕上がった」
- 筆者: オートックワン 編集部
2017年3月にスイス・ジュネーブモーターショーにて世界初公開された“スバル 新型XV”が、日本国内において正式に発売された。
新型XVのグレードラインナップ、価格については以下の通り。エンジンは1.6リッターと2リッターの2機種が用意され、トランスミッションは全車リニアトロニック、駆動方式は全車AWDとなる。なお、ルーフレール装着車は以下の価格から54,000円高。
グレード名 | エンジン | トランスミッション | 駆動方式 | 価格(税込) |
---|---|---|---|---|
1.6i EyeSight | 1.6L 水平対向4気筒DOHC | リニアトロニック | AWD | 213万8400円 |
1.6i-L EyeSight | 224万6400円 | |||
2.0i-L EyeSight | 2.0L 水平対向4気筒DOHC | 248万4000円 | ||
2.0i-S EyeSight | 267万8400円 |
まず、SUVの性能として挙げられるのが、これまでフォレスターなどのSUVに搭載されていた“X-MODE”を新型XVにも新たに採用したこと。
X-MODEは、雪道での発進時や荒れた山道を登坂する時などタイヤが空転してしまうようなシーンでも、エンジン・トランスミッション・AWD・VDCを統合制御。4輪の駆動力やブレーキなどを適切にコントロールすることで、スムーズな脱出を実現するシステム。
例えば、ブレーキ操作に気をつかう雪道や砂利道の下り坂などでもX-MODEの“ヒルディセントコントロール”が作動することで、常に一定の車速を維持しながら下ることができる。先代ではX-MODEが非搭載であったXVは、新型となってX-MODEが搭載されたことによりSUVとしての性能が大きく進化した。
また、基本的な走行性能としては、全面刷新されたスバルのプラットフォーム “SUBARU GLOBAL PLATFORM”を2016年の新型インプレッサに続いて新型XVにも採用。
これにより車体剛性は先代比で1.7~2倍へと高められ、忠実な操舵応答性を実現しているほか直進安定性やコーナリング性能も向上。さらに車体の揺れは50%低減されており、より快適な乗り心地を実現している。
街中での普段使いという点では、スバルならではの全方位での視界の良さに加えて、大きく開くドアなど乗り降りのし易さにも配慮。5.4mという最小回転半径で市街地でも取り回しが容易で、全高も1550mmと機械式立体駐車場に入庫できるサイズとなっている。
パワートレインは、これまでと同様の2リッターエンジンに加えて1.6リッターNAエンジンを新たに採用することで、市街地での走行がメインとなるユーザーにも対応。
そして、安全性能ではプリクラッシュブレーキやアクティブレーンキープ、全車速追従機能付クルーズコントロールなど多彩な機能を備えるEyeSight ver.3を全車標準装備しているほか、ボンネットとフロントウィンドウの隙間からエアバッグが展開する歩行者保護エアバッグ含め、7つのエアバッグも標準装備されている。
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