スバル インプレッサ WRX STI 4ドアセダン 新型車解説(1/2)
- 筆者:
- カメラマン:原田淳
さて、インプレッサWRX STI 4ドアセダンでは、6速MT車のほかに今回から5ドアモデルに次ぐ5速ATモデル“A-Line”の導入もおこなわれた。
デザインも「インプレッサ アネシス」をベースに4輪アーチを強調させた、よりワイルドなデザインを身にまとっている。このデザイン、賛否両論あると思うが、結局のところ往年のWRX STIの雰囲気をうまく作り出しており、強烈な存在感を見事アピールできていると感じる。
しかもタイヤはオプションでBBS製18インチアルミホイールを用意するなど、大人な雰囲気も充分だ!
動力面に関しては、基本的にエンジンスペックは5ドアモデルと同等の仕様となっている。エンジンは2機種。2リッター水平対向4気筒のツインスクロールターボと、2.5リッターの水平対向4気筒のシングルスクロールターボだ。
トランスミッションは2リッターモデルに6速MTを、そして2.5リッターモデルにはA-Lineの5速ATが搭載される。2リッターエンジンは308ps/43.0kgm、2.5リッターエンジンは300ps/35.7kgmのパワーを誇る。
燃費性能については、ハイパワーモデルでありながら10・15モードで10.0km/L~10.4km/Lとまずまずの数値だ。ボディ床下に大型のアンダーカバーを採用し空気抵抗を低減することで、僅かではあるが燃費にも好影響をもたらしている。
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