スバリストの皆さん、雪山が呼んでおりますよ!
スバルWRCの父と慕われたSTI初代社長、故・久世隆一郎氏が最後に見届けることになる勝利をもたらしたペター・ソルベルグと自分が重なります。氷点下14度の雪上路でも、終始一貫して安定性を保つリアサスペンションの仕上がり具合を実感しながら、「ハンドリングは最高だ。センターデフはロック状態よりも、わずかにリア寄りの配分がベストかも」といった感想をスタッフ(撮影の)に報告。
新雪が降り積もった圧雪路ではラッセル車状態と化し、大幅なスローダウンを余儀なくされますが、「先頭スタートは不利だった」と言い訳する場面もまた、気分をリアルに盛り上げます。