憧れのコリン・マクレーの走りをマネすることはまったくできないながらも、ちょっとした峠道を通るたびに、モンテカルロやコルシカ島のターマックをアタックするラリードライバーの気分を疑似体験することができました。WRCを知らなかったら、クルマを運転するという行為が、これほどまでに楽しいものであるとは思えなかったでしょう。
2008年をもってスバルがWRCのワークス活動を終了したことは沈痛の極みでしたが、19年間にもおよぶ活動によってスバルが残してくれた「精神的な遺産」は膨大なものがあるので、自分はこれから先も「スバルWRC・栄光と挫折」の美しい想い出をオカズにしながら、スバル車ライフを楽しむことができそうです。また、ワークス活動は終了したとはいえ、PWRCや全日本ラリーなどはこれまで通りの活動が続けるなど、スバルはラリーを辞めたワケではないので、個人的にはさほど悲観的になっていません。
今回もインプレッサWRX STIを借り出し、今年も開催された「嬬恋ラリー」のスペシャルステージとしても使われる群馬県嬬恋の茨木山にてスノードライブに挑みましたが、頭の中では2005年のスウェディッシュ・ラリーが再現されていました。
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