スバル インプレッサWRX STI A-Line 試乗レポート(3/4)
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- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:原田 淳
A-Lineと6MTで大きく異なるシート
インテリアについて、STIのMTとA-Lineで大きく違うのはシートだ。
MTが標準でアルカンターラ/本革、オプションでレカロ製シートが選べ、A-Lineが標準でファブリック/合成皮革、オプションで「プレミアムパッケージ」に含まれる本革シートが選べる。その本革シートは、バケットタイプながらレカロよりもリラックスして座れる形状。少々滑りやすいところが気になるが、視覚的なクオリティはけっこう高い。
このクルマに食指を動かす人は、スポーティさもさることながら、質感を重視すると思うので、その点では期待に沿うものではある。反対に、A-Lineもレカロを選べたほうがいいような気もしなくない。
その他の変更はAT化によるもの。もちろんシフトノブやメーターがEJ25とATに合わせたものとなり、DCCDの操作スイッチが廃されている。また、Dレンジでも一定時間マニュアル操作を受け付けるパドルシフトがステアリングコラムに備わり、これの操作性も良好だ。
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