スバル インプレッサ シリーズ[2015年マイナーチェンジモデル] 試乗レポート/渡辺陽一郎(2/5)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:和田清志
背の高さを感じさせない機敏な操舵感に加え、乗り心地も改善された
新型インプレッサ XVの操舵感は、以前と同様にSUVスタイルの車種では機敏な部類に入る。パイロンを使ってジグサグに走るスラローム走行でも、旋回軌跡を拡大させにくい。その一方で、アクセルを閉じても後輪の接地性が削がれにくく、安心して運転できた。
最低地上高(路面とボディの最も低い部分との間隔)は200mmだから、インプレッサスポーツよりも高重心だが、挙動の変化が穏やかに進んで不安を感じさせる状態には陥りにくい。マイナーチェンジでは、走行安定性と車両の向きが変わる回頭性を犠牲にせず、乗り心地の硬さを改善した。
[「Active Style」という名の特別仕様車・・・次ページへ続く]
SUBARU IMPREZA XV 2.0i-L EyeSight[AWD] 主要諸元
全長x全幅x全高:4450x1780x1550mm/ホイールベース:2640mm/車両重量:1400kg/乗車定員:5名/駆動方式:四輪駆動(アクティブトルクスプリットAWD・電子制御AWD)/エンジン種類:FB20型 水平対向4気筒 DOHC 16V デュアルAVCS ガソリンエンジン/総排気量:1995cc/最高出力:150ps(110kW)/6200rpm/最大トルク:20.0kgf・m(196N・m)/4200rpm/トランスミッション:マニュアルモード付 リニアトロニック(CVT)/燃料消費率:16.2km/L[JC08モード燃費]/タイヤサイズ:225/55R17/メーカー希望小売価格:2,559,600円[消費税込]
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