まず、エクステリアデザインに関してだが、一見するとレガシィをそのまま7人乗りの大きさに拡大した印象を受ける。つまり、レガシィにボリュームが加わり、一回り大きくしたフォルムだ。フロントフェイスはレガシィ譲りなのか、これまでのミニバンにないスバルらしいスポーティな面構えを魅せる。
ターボエンジン搭載の2.0GTはボンネット上に、過給機口が備わる。そしてAピラーからDピラーにかけて競り上がるルーフラインは、キャビンの広さを充分感じさせ、スポーティなフロントフェイスとバランス良く構成している。ボディサイズは全長4740mm×全幅1775mm×全高1660mm、ホイールベース2750mmとし、最小回転半径5.5mとしている。ヘッドランプは、ハロゲンとHIDヘッドランプの2タイプの設定。また全車にツインマフラーを装備しているのも、ミニバンの新しいスタイルを提唱した証拠といえるのではないか。
そして注目のインテリアは、まず7人乗りの広い室内空間がお出迎え。シートも1列目から3列目まで、どの席に座っても前方への良好な視界が楽しめる“シアターシートレイアウト”を展開している。
現状、こういった3列目は前方の視界を塞がれがちだ。そこで新たに2列目と3列目の着座位置を、前列シートよりプラス20mm高く設定したシートポジションにすることにより、全席から広い視界を得ることができるのだ。まさに画期的なシートスタイルといえる。シートカラーに関しては明るいアイボリーと、スポーティなブラックの2バリエーションを設定している。またオプションで本皮シートも設定している。
エクシーガの着座レイアウトは、2列目が3人掛け、3列目が2人掛けとなる。さらにエクシーガの最大の特徴は2.0iを除く全車に備わる大きなパノラミックガラスルーフ装備だ。ガラスエリアが、フロントシート頭上からリアシート頭上にまで広がる光景は、室内をかなり開放的に印象づけてくれるはずだ。
ラゲッジスペースは、低床式タイプのリアダブルウィッシュボーン式サスペンションを新開発している為、荷室幅、荷室高を大きく設定し、7人乗車時で充分な容量のスペースを確保している。また、フロアボード下には小物類が収納できるアンダーボックスを設置。さらに、シートバックにボードを固定すれば、背の高いベビーカーを立てたまま積載することも可能である。
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