【試乗】スバル「BRZ tS」STIコンプリートカー第二弾(D型・2015年モデル) 速攻レポート/マリオ高野(4/5)

【試乗】スバル「BRZ tS」STIコンプリートカー第二弾(D型・2015年モデル) 速攻レポート/マリオ高野
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オトナのスポーツカーらしい静粛性も手に入れた

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新型BRZ tSの甘美ポイントは、操縦性などの乗り味だけではありません。tSとしてはフォレスターtSに次いで2回目となる静粛性の改善がはかられたのですが、これが思いのほか効果絶大。

前作2013年式のBRZ tSで唯一といっていい弱点はロードノイズの大きさにありました。

個人的には試乗会などの短時間の試乗ではあまり気にならなかったものの、去年の秋に1日700km程度のロングドライブを実施した際、高速巡航中に「このノイジーさがなくなれば不満皆無の完璧なクルマになるのに!」と惜しんだものです。タイヤの接地感を上げるとロードノイズが高まってしまうという難点があったのですが、新型ではコレを劇的に解消。

インパネやトランクルームトリム、ドア内側などの遮音材を追加することで、計測データとしては2デシベルほど下がったのですが、体感的にはその数値よりももっと静かになったという印象です。

これなら1日1000kmのロングドライブもイケる!

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インパネの中にはインプレッサシリーズに採用されるフワフワの綿のような吸音材を埋め込み(通常ラインでのアッセンブリー取り付け)、トランクやドアトリム内にはスポンジ状の遮音材を入れて(加装ラインでの手作業取り付け)風漏れや音漏れをなくしたとありますが、ものの見事に耳障りなノイズはフィルターにかけられ、サウンドクリエーターの作る心地よい音質だけが強調されて耳に届くという感じでした。これなら1日1000km級のロングドライブをしても疲れにくいはず。高性能オーディオシステムをしっかり楽しめる環境が整ったともいえます。

これは「tS史上もっとも値段が安い!」

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前述したピッチングと同様、スポーツカーだから静粛性には多少難があっても目をつむる気持ちになるのが正直なところでしたが、やはり、静粛性が上がるとクルマの車格感がグッと高まります。

乗り味も含め、「tS史上もっとも値段が安い!」と素直に感じられたのは、この静粛性の良さによるところが大きいでしょう。

新型BRZ tSの価格は、6MT車で399万円(ノーマル車+98.44万円)、6AT車で407.1万円(+75万円)。前作では429万円のGTパッケージにしか装備されなかったレカロシートが標準であることを考えると普通にお買い得度は高まっていますが、「車格感アップ」分を含めると掛け値なしに相当なバーゲンプライスであると断言できます。

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なお、ブレーキについては前作の4ポッドキャリパーをドリルドローター化。制動フィールについては前作の時点で申し分のないレベルでしたが、ローターのドリルド化はサーキットでの連続アタック時など、極めて高いレベルでの放熱性が求められる場面で威力を発揮するでしょう。

[日本のスポーツカーを、BRZ tSがますます楽しくしてくれる・・・次ページへ続く]

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マリオ 高野
筆者マリオ 高野

1973年大阪生まれ。免許取得後にクルマの楽しさに目覚め、ヴィヴィオとインプレッサWRXを立て続けに新車で購入。弱冠ハタチでクルマローン地獄に陥るも、クルマへの愛情や関心は深まるばかりとなり、ホンダの新車セールスマンや輸入車ディーラーでの車両回送員、ダイハツ期間工(アンダーボディ組立て)などを経験。2001年に自動車雑誌の編集部員を目指し上京。新車情報誌やアメ車雑誌の編集部員を経てフリーライターとなる。編集プロダクション「フォッケウルフ」での階級は「二等兵」。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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