第18回「関東学生対抗 軽自動車6時間耐久レース」イベントレポート/マリオ高野(2/3)
- 筆者: マリオ 高野
【東京農業大学自動車部/石岡さん】
2台のうち、1台は横転してしまいました。転倒した本人は、毎日毎日整備して作業して、一生懸命クルマを作ったのにと残念がっていましたが、それでも全員レースを楽しめたと思います。もう1台の4位という結果は、完走を目指していたので満足です。
完走できた要因は、他のクルマが横転したときにピットインし、その間に車両を直せたなど、ピットワークがタイミング良くこなせたことも大きかったですね。全体的にチームワーク良く、上手く回せたと思います。
【青山学院大学体育会自動車部/新堀さん】
「加盟校の部」で優勝できた理由を自己分析すると、やはり〝基本に忠実な整備〟が実施できたことに尽きると思います。各部の増し締めなどの地味な作業も完璧でしたし、ドライブシャフトは新品を用意するなど、準備も万端。
4年生は最後の集大成なので、悔いのないように徹底してやれたことが強みになったのだと思います。今回の好結果を受けて、整備の重要性を再認識しました。
【明治大学体育会自動車部/金子さん】
3台のうち1台は14周でリタイヤ。残りの2台は完走しました。完走した2台も入賞はできませんでしたが、転倒や接触などでクルマを壊さずに済んだので、来年以降もお金をかけずに長く使えることは良かったです。とはいえ、こういったタフなレースでは、もっともっと入念な整備が必要だと痛感しました。
なかなか整備する時間がとれず、昨日、出発する直前まで整備していたのですが、オーバーヒートを起こしたので、やはり不十分だったようです。マシンは、普通のヴィヴィオが入手困難となったためビストロを選択。5ドアだけどホイールベースは3ドアと一緒で、MTなら安かったですね。インジェクション車はキャブより速く、ビストロの戦闘力も侮れないと思います。
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