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NEXTALK 2012/2/24 21:40

THE NEXTALK ~次の世界へ~ SARD 代表取締役社長 加藤 眞 インタビュー(5/6)

Text: 御堀 直嗣 Photo: 佐藤靖彦
THE NEXTALK ~次の世界へ~ SARD 代表取締役社長 加藤 眞 インタビュー

ハイブリッドカーに手ごたえ、あり

THE NEXTALK ~次の世界へ~ SARD 代表取締役社長 加藤 眞 インタビュー

加藤眞はまた、北海道の十勝24時間レースを、ハイブリッドカーで戦う企画をトヨタへ提案し、2006年には、レクサスGS450hをレース仕様に仕立てて参戦、17位で完走した。翌2007年は、GTレース仕様のスープラにレース用のハイブリッドシステムを搭載し、優勝を飾っている。 それは、世界初のハイブリッドカーでの24時間レース勝利となった。

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【加藤眞】何年か前にすごく心配したのは、このままでは化石燃料の先行きが非常に厳しくなっていくだろうということ。そこに、ハイブリッドカーや電気自動車、燃料電池車が出てきた。昔はそういった自動車が夢物語としてあったかもしれないけれど、それが、いまの我々の時代に実現したというのはすごいことですよ。

また、アルコール燃料も開発され、トウモロコシやサトウキビから燃料が作られ、これもすごいこと。人類の飽くなき精神は、すごい。 自動車って、人間の欲望の塊で、モータースポーツによって発展していく。ハイブリッドはもちろん、今後、電気自動車や、燃料電池車の時代になろうが、SARD(サード)は、どんな動力源になっても、レースに何らかのかたちで関わっていきます。

十勝24時間レースではハイブリッドカーで勝ちました。将来的には、燃料電池車でル・マン24時間レースを戦う時代が来るのではないですか。

世界で唯一、ハイブリッドカーで24時間レースを戦った経験を持つ加藤眞の手ごたえは、本当のところどうだったのだろう?

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【加藤眞】ハイブリッドのレーシングカーは、いいと思いますよ。目からウロコの世界が見えてきた。是非、レースをやるべきだと思う。ハイブリッドカーの方が良いものがある。

たとえばスタートはモーターで走れて、次にエンジンでも走れる。そしてバッテリーへの充電技術がより進歩すれば、エンジン自動車をしのいでゆけるでしょう。モーターとエンジンの二つを使う良さが、レースでも出てくる。ドライバーも乗っていて楽しいんじゃないかな。

その速さ、加速、最高速、減速の際に回生(モーターを発電機に切り替えて発電し、減速も得る:筆者注)を使ったブレーキ…ハイブリッド車両の新しさを、ドライバーは体感しているはずです。いまは、まだよちよち歩きですが…

2009年にF1から撤退したトヨタは、今年から、ハイブリッドのレーシングカーで世界耐久選手権に参加し、6月のル・マン24時間レースへも参戦する。

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