この想い。つながる、ひろがる。Share with FIAT イベントレポート(2/3)

今年から1団体増え、6団体へ！

さて、その協力関係にある団体とは一体どういったところがあるのか。それぞれの団体の活動内容をご紹介する。

アジア女子大学

主に東南アジア地域において、能力がありながら、貧困や不平等な待遇に晒されている女性たちに、世界の文化や、宗教、民族といった社会構造を教える高等教育機関。

フィアットは、教育が不十分であるために社会での活躍の機会を与えられない女性達に、将来的に様々な分野においてリーダーシップを発揮できるよう、教育および経済支援を行っている。

女子教育奨励会

この女子教育奨励会の歴史は古い。かの明治の実業家であった渋沢栄一が、女性の社会参加と国際化を目指し設立した機関。現在では、東日本大震災で被災した東北を、女性の力を最大限利用して復興させようと「結結プロジェクト」を発足。

フィアットはこれを諸活動の面から支援。東北で復興活動に取り組む女性たちを、首都圏の女性達が共に考え、共に支援協力していくというものだ。

日本ブラインドサッカー協会

障害者に対してサッカーの面白さを伝える団体。現在では、障害者と健常者が一緒になってサッカーをするというビジョンを掲げながら活動を行っている非営利団体である。目的は、障害者が健常者と接することにより、障害者の心のバリアをなくしていくこと。

フィアットは、2012年3月に各地域で開催されるフィアットカルチョにメインスポンサーとして協賛する。

ピースウィンズ・ジャパン

その名の通り、平和を願うべく、紛争や災害、そして貧困問題の脅威に晒されている世界各地の人々に対して支援活動を行っている特定非営利活動法人。現在では世界24カ国での支援活動を行うほか、日本国内においては、こういった支援活動の理解や協力を得るための情報発信に力を注ぐとともに、青少年や子供たちに対する国際理解教育を積極的に進めている。

フィアットは、ピースウィンズ・ジャパンのホームページを1日1クリックするだけで、クリックしてくれた方に代わってフィアット・オート・モービルズ・ジャパンが1円をPWJに寄付をする“1クリック募金”に積極的に参加している。

ルーム・トゥ・リード・ジャパン

「子供の教育が世界を変える」を信念に、アジア・アフリカ地域で教育普及活動を展開。教育の欠如は、貧困の連鎖や、子供や女性の人権侵害などに多大な悪影響を与え、その問題はさまざま。まずは読み書き能力向上へ向けた教育の実施、そして学校や図書館の設立など、現在までに600万人の子供たちへの支援活動を行ってきた。

フィアットは、2012年4月に東京アメリカンクラブにて開催する、GALAチャリティイベントを支援するほか、FIAT CAFFEを提供して、図書館をつくるためのチャリティイベントや、本の読み聞かせ会など様々なイベントの支援を行っていく予定だ。

テーブル・フォー・トゥー・インターナショナル

「先進国の人たちと開発途上国の子供たちが時間と空間を越え、食事を分かち合う」というコンセプトのもと、2007年に設立されたNPO法人。日本語で「二人の食事」という意味を持つテーブル・フォー・トゥーのオリジナルMENUは、約450の企業・団体が参加し、現在カフェやネットスーパーやコンビ二の食品をはじめ、幅広く展開中。 FIAT CAFFEでは、2011年2月から2012年1月までの期間、月替わりでフィアットにちなんだイタリアンメニューを提供。1食につき20円がテーブル・フォー・トゥー・インターナショナルへ寄付され、飢餓に苦しむ開発途上国の子供たちへ学校給食としてプレゼントされる。フィアットは2012年も3ヶ月ごとに1つテーブル・フォー・トゥー・インターナショナルのアイデアメニューを提供していくという。

以上6つの団体がフィアットの協力の下、様々な人道支援プロジェクトを展開している。