autoc-one.jp 記事・レポート 特集 特別企画 【ahead femme×オートックワン】-ahead 12月号- 「カッチャン」で簡単・安心

特別企画 2011/12/15 10:54

【ahead femme×オートックワン】-ahead 12月号- 「カッチャン」で簡単・安心

Text: 竹岡 圭
【ahead femme×オートックワン】-ahead 12月号- 「カッチャン」で簡単・安心

「1分32秒」vs「15秒」

「1分32秒」。

この数字は、シートベルトで固定するチャイルドシートの取り付けに掛かった時間です。これは取り付けに慣れている、チャイルドシートメーカーの社員がトライした数字なので、新米ママが取り付けたら、もっともっと時間が掛かるハズ。

そして、なんとか装着してはみたものの「ホントにちゃんと着いてるのかなぁ」と不安に駆られている人が、実は相当数いらっしゃるのではないでしょうか。

ISOFIXチャイルドシートって何?

takata04-ifi x premium(タカタ04 アイ フィックス プレミアム)

対する「15秒」。

こちらは、ISOFIXチャイルドシートの取り付けに掛かった時間。

「カッチャン」と音がするから、誰が着けても確実に着いたという手応えがあるのがいいところ。しかも「カッチャン」とはめ込むだけだから、誰が着けても取り付け時間がほぼ変わらないのも長所です。

でも「ISOFIX」って一体何なの? 

確かに突然聞いたら、意味が分からないですよね。

ISO(国際標準化機構)のFIX(取り付け)方式という意味なのですが、要はただでさえチャイルドシートの装着率が56・8%と低いのに、せっかく着けていても63・5%の人がミスユースをしているという現実を踏まえ、せめてミスユースをなくそうと開発された、取り付け方式のこと。

クルマ側に備え付けられたチャイルドシート固定用金具に、チャイルドシート側から伸びた取り付け爪を「カッチャン」とはめ込むだけで、誰もが確実に簡単に素早く取り付けられる。まずミスユースが起こらないというのが、最大の特長です。

だったら、なぜ普及してないの?

次はそんな疑問が湧きますよね。実はこれまでISOFIXチャイルドシートは、スペシフィックビークル(特定車両)用として、クルマとセットで認定されるものだったから。

クルマを乗り換えたら、きちんと使用できないとか、クルマ側に固定用金具がないとか、ちょっと選びにくい側面があったんです。

でも2012年7月1日、つまり来年の7月からは大丈夫。

ISOFIXチャイルドシートが取り付けられる装備を有していないクルマ(9人乗り以下の乗用車)は、製造販売できないことになりました。もちろん、それに先行してどのクルマにも取り付けられる、汎用型・準汎用型ISOFIXチャイルドシートも販売されています。現在はタカタだけですが、この後、他のチャイルドシートメーカーが追従してくるのは間違いナシ。

チャイルドシートは大人用のシートベルトが使えるようになる(身長140~145㎝)まで、子供の安全を守るために絶対必要な専用の安全装備。本当に子供のことを思うなら…まずはチャイルドシートをもう一度見直すことから始めませんか。

筆者: 竹岡 圭
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