昨今、そのスタイリングに高い評価が集まるジャガー。今となってはインドのタタ・モータースの傘下となったが、開発工程は意外や意外、ジャガー本体の開発プロセスに口を出すこともなく、自由にやらせているという良きご主人を覗わせるタタ様がそこにいる。そんな影響もあってか、クルマの生命線でもあるデザインには変なクセのあるアジアンテイストも介入することなく、ジャガー本来が持つ気品溢れる英国テイストはいま尚健在。しかもますますデザインはアグレッシブに、そしてセクシーへと、なんともバランスよく変貌を遂げるところはさすがセンスの良さが光る部分。
さて、そんなジャガーは計3モデルを展示。一押しはなんといっても吸い込まれそうなブルーが印象的な「XKR-S」。550hpを誇る5.0リッターのV8スーパーチャージドエンジン×ZF製6速オートマチックを搭載し、0-100km/h加速は4.2秒という脳天直下の超速激走がこのクルマの正体。爽やかなブルーはまさに羊の毛皮をかぶった狼というカモフラージュだ。気になる方はこちらもチェックしていただきたい。→ジャガー XKR・XKR S 海外試乗レポート
そして、同じブース内のランドローバーからは、その近未来的なデザインに世界中から多くの注目が集まっているレンジローバー新型モデルのイヴォークが日本初登場。5ドアと3ドアクーペという2タイプを用意するイヴォークについては、ここでは多くを語らない。とにかく実車、このデザインを見ていただきたい。それだけ価値あるモデルなのだ。日本上陸がとても待ち遠しい。
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