東京モーターショー2011 一足お先に画像ギャラリー スズキ 新型スイフトスポーツ編

東京モーターショー2011に出展されるクルマをちょっと先取りでお伝えする「東京モーターショー2011 一足お先に画像ギャラリー」。

当ページはスズキ編ということで、もちろん、皆さんご期待の「新型 スイフトスポーツ」を、解説を交えたフォトギャラリーにてお届けいたします。

専用エンジンに新開発トランスミッションを搭載

新型スイフトスポーツでは、従来のモデルと比べ出力・トルクを向上させると共に燃費性能もアップさせている。

エンジンは、徹底した高効率化により出力・トルクがより高められた専用の「M16A 水冷4サイクル直列4気筒エンジン」を搭載。

また、新型スイフトスポーツのマニュアルトランスミッションには、高出力・高トルクなエンジン性能を最大限に活かす「6速MT」が新採用となった。

新型スイフトスポーツの6速MTは、2～5速はクロスレシオとして優れた加速性能を発揮しながら、6速ギヤを追加することで燃費性能を向上させている。

そして、CVTも加速性能と燃費性能をともに高める副変速機構付CVTが採用されている。

旧スイフトスポーツとの出力・トルク差は以下の通り。

最高出力：

（旧） 92kW（125PS）／6,800rpm

（新）100kW（136PS）／6,900rpm

最大トルク：

（旧）148N・m（15.1kg・m）／4,800rpm

（新）160N・m（16.3kg・m）／4,400rpm

なお、前述で燃費が向上しているとお伝えしているものの、実は詳細な燃費の値については現時点で未だ明らかにされていない。

新型スイフトスポーツの燃費と価格については、今後のメーカー発表に注目したい。

剛性を高めたサスペンションにより、さらなる機敏なハンドリングを実現

フロントサスはマクファーソンストラット式、リアサスにはトーションビーム式を採用。さらに、旋回時の安定性をより高めるために、リアサスペンションは専用設計とされている。

また、フロントサスペンションにリバウンドスプリング内蔵ストラットなどを採用することで、操舵に対するリアの追従性を約20％向上させている。

ショックアブソーバーにはモンローを採用。サスペンションの強化に合わせた減衰特性を持たせ、機敏で安定した走りを実現している。

ホイールは、シャシー性能の向上に合わせてサイズアップされた17インチアルミホイールを採用。また、タイヤは195/45R17のRE050Aが装着されている。

専用スポーツシートに、装備や安全性能も充実

精悍な黒基調のインテリアに、シート、ステアリング、シフトブーツに赤いステッチを施すことで、スポーティなイメージを演出。

運転席メーターには、240km表示のスピードメーターをはじめ、マルチインフォメーションディスプレイ付の5眼メーターが採用されている。

また、スイフト標準車のフロントシートをベースに、シートフレームのシートバック部、シートクッション部にサイドサポートパイプを追加するなど、ホールド性をより高めた専用スポーツシートが装備されている。

その他、45～100km/hの間で設定が可能なクルーズコントロールが標準装備されているなど、快適装備も向上している。

新型スイフトスポーツの主な仕様

型式：CBA-ZC32S

駆動方式：FF

トランスミッション：6速マニュアル／CVT

全長 x 全幅 x 全高：3,890 x 1,695 x 1,510（mm）

ホイールベース：2430（mm）

車両重量：（6MT）1,050kg／（CVT）1,070kg

乗車定員：5名

最小回転半径：5.2（m）

エンジン型式・種類：M16A型・水冷4サイクル直列4気筒

総排気量：1.586L

最高出力：100kW（136PS）／6,900rpm

最大トルク：160N・m（16.3kg・m）／4,400rpm

燃料タンク容量：42L（無鉛プレミアムガソリン）

ブレーキ：（前）ベンチレーテッドディスク／（後）ディスク

タイヤ：195／45R17 81W