2011-2012日本カー・オブ・ザ・イヤー 10ベストカーが決定!

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2011-2012日本カー・オブ・ザ・イヤー 10ベストカーが決定!
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2011-2012日本カー・オブ・ザ・イヤー 10ベストカーが決定!

本日(11月4日)、2011-2012日本カー・オブ・ザ・イヤーを決定する第一次選考会が開催され、全55台のノミネート車の中から、最終選考会に進む上位10台の「10ベストカー」が選出された。

この中から、来る11月18日に「10ベストカー最終選考会・イヤーカー投票」にて自動車評論家、ジャーナリスト、一般有識者からなる60名の選考委員がイヤーカーを決定する最終選考の投票が行われる。

そして、本年度は12月3日「東京モーターショー/COTY DAY(東京ビッグサイト)」の最終選考発表会&表彰式にて、第32回目となる2011-2012日本カー・オブ・ザ・イヤーのイヤーカーが決定される。

◆10ベストカー◆

「第32回2011-2012日本カー・オブ・ザ・イヤー 10ベストカー(第1次選考対象車)」

トヨタ プリウスα

トヨタ プリウスα

プリウスをベースに、広さや使いやすさが追求された新時代のハイブリッド車。広いラゲージをもつ5人乗りと、多人数乗車に対応する7人乗りの2種類を用意することで、パーソナルユースからファミリーまで、多様なライフスタイルに対応する。

プリウスのトライアングルシルエットを進化させながら、広い室内空間を実現。

パワートレインは、プリウスにも採用される1.8Lエンジン+ハイブリッドシステムのTHS-II。モーターを駆動するバッテリーは、5人乗り仕様がニッケル水素バッテリー。7人乗り仕様はリチウムイオンバッテリーとなる。いずれの仕様でも、10・15モード燃費は31.0km/Lという優れた数値を実現した。

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日産 リーフ

日産 リーフ

走行中にCO2を全く排出しない、ゼロ・エミッションを実現した日産の電気自動車(EV)がリーフ。効率の高いリチウムイオンバッテリーに、高トルクの三相交流同期電気モーターを組み合わせることで、加速性能/静粛性能/操縦安定性のバランスがとられている。

JC08モードによる走行可能距離は、フル充電で200kmを達成。充電時間は、200ボルトの普通充電の場合、バッテリー容量100%まで約8時間、急速充電の場合は容量80%までを約30分で充電できる。乗車前・乗車後にも携帯電話やパソコンなどからバッテリー状態の管理や、充電およびエアコンの遠隔操作を行うことができるEV専用情報通信システムが導入されるなど、最新のデバイスも装備されている。

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ホンダ フィットシャトル

ホンダ フィットシャトル

大ヒットコンパクトカーであるフィットの前後オーバーハングを延長することで積載性を向上させたワゴンモデル。パッケージングテクノロジー「センタータンクレイアウト」を核に、低い床面と広々とした空間が与えられた。

また、上級セダンであるアコードに匹敵する静粛性や安定した乗り心地を目標に開発された。立体感のあるフロントグリルやメッキリングが施された3連メーターなど、内外装の質感にも配慮された。

エンジンは1.5LのSOHC。i-VTECやCVTの採用で、10・15モード燃費20km/Lというクラストップレベルの燃費性能が実現された。駆動方式はFFと4WDの2種類が用意される。

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マツダ デミオスカイアクティブ

マツダ デミオスカイアクティブ

デミオは、6月のマイナーチェンジにより、内外装のデザインの変更による質感の向上や安全装備の充実を実現するとともに、30.0km/L(10・15モード燃費)、25.0km/L(JC08モード燃費)のクラストップの低燃費を実現する新グレード「13-SKYACTIV」が追加された。

新グレード「13-SKYACTIV」では、新開発の直噴1.3Lガソリンエンジン「SKYACTIV-G1.3(スカイアクティブジー1.3)」やデミオ初採用となるマツダ独自のアイドリングストップ機構「i-stop(アイ・ストップ)」を搭載し、低燃費を実現。

また、エンジン音質の改善や遮音ガラスによる走行中の風騒音の低減に加え、ボディ上下の気流を整えることで、中高速域での伸び感のある「上質な走り」を実現している。

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ダイハツ ミライース

ダイハツ ミライース

「ミラ イース」は、『第3のエコカー』として開発された。ガソリン車トップの低燃費を実現しながらも、79万5千円からという低価格を実現。さらに、デザイン性や、4人がしっかり乗れる広さ、利便性、安全性を兼ね備えている。

既存技術を徹底的に磨き上げ、エネルギー効率の最大化を図った新開発「e:Sテクノロジー」の採用により、JC08モードで「30km/L」というガソリン車トップの低燃費を実現。

安全性や快適な乗り心地に必要なボディ剛性の維持を前提とした、シェルボディの骨格合理化により、約30kgの軽量化。

さらに、部品軸での低コスト化活動や買い方の見直しなど、原価低減活動を推進。材料選定や仕様を一から見直すことで、部品点数の削減や軽量化による原価低減を実現している。

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フォルクスワーゲン パサート(セダン/ヴァリアント)

フォルクスワーゲン パサートフォルクスワーゲン パサートヴァリアント

今回7世代目となる新型「パサート/パサートヴァリアント」では、エクステリアデザインを最新のフォルクスワーゲントレンドに一新、インテリアクオリティを更に高めると同時に、快適性に磨きがかけられた。

パワートレインには1.4リッターTSIエンジンと7速DSGに、「Start/Stopシステム(アイドリングストップ)」と「ブレーキエネルギー回生システム」からなるBlueMotionテクノロジーを全車に搭載することによって、ミドルサイズクラスにおけるガソリンエンジン車としてトップレベルの18.4km/lという10・15モード燃費を実現。

また、フォルクスワーゲン初の安全装備として、ステアリングホイールへの入力などからドライバーの疲労度を検出して、ドライバーの集中力の低下をアラーム音と表示で警告する、「ドライバー疲労検知システム」を全車に標準装備された。

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メルセデス・ベンツ Cクラス(セダン/ステーションワゴン)

メルセデス・ベンツ Cクラス

新型Cクラスは、内外装のデザインのみならず、パワートレインや安全装備、機能装備など計2000ヶ所以上におよぶ変更を行ない、あらゆる面において大幅な進化を遂げた。

エクステリアは、フロントを中心に最新のメルセデスのデザイン手法を取り入れた、いっそうダイナミックで精悍なデザインとなった。

新型Cクラスにおいて最も大きな変更点として挙げられるインテリアは、全面的に新設計となったダッシュボードへCOMANDディスプレイが収められるとともに、メーターの中央にカラーディスプレイを採用。

新デザインのメーターパネル、助手席側まで拡大されたインテリアトリムパネルなどにより室内の印象を大きく変えているほか、インテリア全体に高品位な表面素材を採用することで、クラスを超えた上質感を醸し出している。

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BMW 1シリーズ

BMW 1シリーズ

二代目となる1シリーズは、コンパクトジャンルでは珍しい後輪駆動方式を初代同様に継承。BMW車らしいスポーティさに加え、新世代エンジンの採用などにより環境性能を高め、さらに室内空間を広げたり、質感の更なる向上などが図られた。

日本仕様の新型 1シリーズに搭載されるのは、ダブルVANOSやバルブトロニックなどを搭載するガソリン直噴1.6リッター 直4 BMWツインパワー・ターボエンジン。

これに、クラス初の8速ATを組み合わせ、さらにアイドリングストップ機構「エンジン・オート・スタート/ストップ機能」やブレーキエネルギー回生システム、電動パワーステアリングなどを採用し、最高出力で11%、最大トルクで38%向上させながら、燃費は24%も向上させた(116i)。

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プジョー 508

プジョー 508プジョー 508SW

407の後を継いだ日本におけるプジョーのフラッグシップセダン。

ボディは407より一回り拡大されたが、車両重量は軽減し、空力に優れるボディデザインとともに、燃費性能の向上に貢献している。ブランド創業200周年記念のコンセプトモデル「SR1」のイメージが与えられたエクステリアは、今後のプジョーデザインの方向性を示したもの。

また、室内は余裕の居住および、ラゲージスペースが実現された。特に後席のニースペースは、407と比べて53mm広げられている。エンジンはダウンサイジングされた1.6Lの直4+ターボで、最高出力156ps/最大トルク24.5kg-mを発生。

環境性能も優れており、欧州の厳しい排ガス基準、Euro5をクリアしている。

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ボルボ S60/V60

ボルボ S60ボルボ V60

ボルボのミディアムサイズセダンが、10年ぶりに流麗なボディデザインを得てフルモデルチェンジ。エクステリアは、デザインフィロソフィである「美と機能の融合」が追求された。また、特殊な日本の駐車場事情に配慮し、専用のドアミラーステー/ドアハンドルを採用することで、全幅1845mmを実現。

この変更を機に新たに独自の安全装備「HUMAN SAFETY(ヒューマン・セーフティ)」が採用された。これは、前方の車両だけでなく、身長80cm以上の歩行者を検知し、衝突事故を回避・軽減するというもの。

エンジンは新開発の1.6Lの直4DOHC直噴ターボと、3Lの直6ツインスクロールターボの2種類。1.6L車は同社初のエコカー減税対象となった。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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