エコカーの真相/第九回 セグウェイのパクリが中国で続々出現!?(2/3)
- 筆者: 桃田 健史
- カメラマン:桃田健史
本家は世界各地の警備で活躍中!しかし・・・
本家「セグウェイ」の場合、日米欧など主要国では交通法規上、公道で走行が出来ない。その反面、広い私有地や公共施設内での警備用として活躍している。
そのなかでも、空港警備用途が多い。
アメリカでは各地の飛行場で、空港施設の屋内だけでなく、出発ターミナルの車寄せの駐車違反対策でも「セグウェイ」は活用されている。
また、最近では「セグウェイ」を成田空港ターミナル内でも見かけるようになった。しかし、さすがは日本。速度抑えめで、安全運転している。
対して、オランダ・スキポール空港。こちらの警備用「セグウェイ」がとんでもない!
どう「とんでもない」のかというと、3~5台の集団で、しかもかなりの高速走行をしているのだ!普通の人が全速力で走っているくらいの速度で、ターミナル内の乗り換え乗客の間を縫うように、突っ走っている。
筆者は昨年、同空港での乗り換え時、免税店の角から突然出てきた「セグウェイ」警備集団と、あわや正面衝突しそうになった!
しかし、そんなこと向こうはお構いなしである。ごめんなさい、の一言もなく、スマシタ顔でこちらの存在を無視。そして、なにやら緊急事態発生なのか、筆者の視界の外でぶっ飛んでいった。
こうした自立式電動二輪車について、公的使用であったとしても、明確な法規制が必要なのではと思う。
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