2011年7月 販売ランキング/松下宏(3/4)
- 筆者: 松下 宏
21位~30位:新型ラフェスタがランクイン
21位:ルークス(3,704)/22位:ノア(3,688)
23位:ジューク(3,588)/24位:キューブ(3,195)
25位:ソリオ(3,186)/26位:ウィッシュ(2,886)
27位:ラフェスタ(2,759)/28位:スイフト(2,663)
29位:ステップワゴン(2,651)/30位:CT200h(2,648)
21位から30位までのランクには、様々な興味深い車種が揃っている。
まず、「日産 キューブ」がやや順位を落として23位の「日産 ジューク」に次ぐ24位となった。ジュークは前月も23位でこのあたりで安定している。SUVとして考えたら断トツの首位だ。
日産車ではほかに新型「ラフェスタ」が入ってきた。そのほとんどがハイウェイスターの台数で、販売目標台数の2倍を超える売れ行きだ。
ベース車となる「マツダ プレマシー」は41位。1,895台なので販売目標台数は超えているが、ハイウェイスターに対して売り負けており、販売網の違いが端的に表れている。
もうひとつの注目点は、25位の「スズキ ソリオ」と28位の「スズキ スイフト」。前月に続いてソリオのほうが上位に立った。国内専用車であるため、販売会社も力を入れているようだ。
ソリオは、三菱にOEM供給している「デリカ D:2」が登録車の30位までに入っていないので、こちらは本家のほうが強い。
ミニバンは22位の「トヨタ ノア」、26位「トヨタ ウィッシュ」、27位「日産 ラフェスタ」、29位「ホンダ ステップワゴン」と4車種が入っている。
ただ、本来なら売れ筋のはずのハイト系モデルは、ノアもステップワゴンもミニバンの首位のセレナに対して半分以下の販売台数で、完全に差をつけられている。
その他、CT200hがレクサス車として唯一ランキングに入っている。
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