autoc-one.jp 記事・レポート 特集 自動車評論家コラム 2011年1月新車販売台数ランキング/松下宏

自動車評論家コラム 2011/2/9 14:14

2011年1月新車販売台数ランキング/松下宏(1/3)

Text: 松下 宏
2011年1月新車販売台数ランキング/松下宏

1月はプリウスが首位転落、代わりに販売台数トップとなったのは

2011年1月の新車登録台数は187,154台と前年に比べ21.5%の減少、軽自動車は118,342台と7.8%の減少だった。

登録車については、リーマンショックの影響をモロに受けた2009年に次ぐ数値だ。軽自動車は比較的減少率が小さかったものの、やはり2009年を下回る数字となった。

2010年1月の販売台数がエコカー減税やエコカー補助金によって底上げされていたといえども、相変わらず厳しい状況下であり、リーマンショック前にはなかなか戻れそうにない。

そんな中、2011年1月の販売ランキングのトップは驚きの結果となった。

(左)フィットハイブリッド/(右)フィット

1年半にわたって販売ランキングの首位を独走し続けていたプリウスが転落し、フィットが首位を奪取したからだ。

かつての常勝「カローラ」の独走を止めたのも初代フィットだったが、今回も再びプリウスの独走を止めた。

フィットの販売台数のうち、半分以上が昨年秋のマイナーチェンジで追加された「フィットハイブリッド」であり、今回の首位奪取はハイブリッド人気に支えられたとも言えるだろう。

それにしても、昨年秋のフィットがマイナーチェンジした直後も、プリウスはフィットに対し4,000~5,000台の大差をつけていた。そこで、首位の座は当分揺るがないと見られていたが、1月は一気に逆転されてしまった。

正月休みなどで、1年のうち1月は販売台数が少ない月になるのが普通であり、そのことも影響を与えたと見られるが、いずれにしても首位交替という驚きの結果となった。

1月のプリウスの販売台数は、トヨタ全ディーラーで販売される車種でありながら、ムーヴにも抜かれて3位にとどまっており、勢いが衰えたかのような印象が強まってきている。2月以降、巻き返しがあるかどうかに注目だ。

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