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自動車評論家コラム 2011/1/18 13:43

2010年12月度新車販売ランキング/松下宏(2/3)

Text: 松下 宏
2010年12月度新車販売ランキング/松下宏

6位~10位:ラクティスが一気に急上昇

6位:ライフ(7,488台)/7位:ラクティス(6,670台)

8位:フリード(5,903台)/9位:ヴィッツ(5,424台)

10位:アルト(4,835台)

6位はライフで久々に上位にランク入りしてきた。

ホンダは前年に比べたら落ち込んでいるものの、11月に比べると12月は40%もの伸びを記録しており、その原動力になったのがライフ。ライフは11月18日のマイナーチェンジ後、前月に比べ89%の増加だから、ほとんど2倍に近い売れ行きだった。

トヨタ 新型ラクティス

7位のラクティスも注目される存在。

先にフルモデルチェンジを受けたばかりで新型車効果が出ているが、一気にランキングの上位に入ってきた。トヨペット店とカローラ店の2系列で販売しているので、売れて当然といえば当然のクルマである。

8位のフリードは、フリードスパイクも合わせた数字。これは順当な売れ行きだ。

9位のヴィッツは12月後半にフルモデルチェンジを受けたことが影響してランキングを下げている。モデルチェンジの端境期だったのでは止むを得ないところだろう。

1月以降は改めてランキングの上位に入ってくるはずだ。10位はアルトで、11位にミラ。ともに軽自動車のベーシックモデルとして安定した売れ行きを見せている。

11位~20位:ミニバンはステップワゴンが上位

11位:ミラ(4,458台)/12位:カローラ(4,362台)

13位:ステップワゴン(3,979台)/14位:パレット(3,887台)

15位:モコ(3,830台)/16位:パッソ(3,724台)

17位:ルークス(3,372台)/18位:ヴェルファイア(3,330台)

19位:ヴォクシー(3,164台)/20位:セレナ(3,085台)

11位から20位では、まずカローラが12位にまで落ちているのが注目される。

かつては常勝カローラだったのだから、軽自動車を合わせた総合ランキングとはいえ、ベスト10から落ちるのはちょっとした驚きだ。

今はカローラの代わりにプリウスやヴィッツが売れる時代である。

この順位にはミニバンが多いのはいつものこと。13位にステップワゴン、18位にヴェルファイア、19位にヴォクシー、20位にセレナが入っている。

ミドルクラスのミニバンは主要な4車種が激しい販売合戦を繰り広げているが、12月は年間首位を目指したステップワゴンが一歩抜け出した形になった。

フルモデルチェンジを受けたばかりのセレナは、発表会から発売までの間に予約を集めるなどしていたが、登録に結びついた台数は3000台ほどにとどまってステップワゴンには届かず、12月だけで見るとヴォクシーにも抜かれている。セレナは1月以降に本格的な勝負をかけることになるだろう。

また、20位までには日産が販売する軽自動車のモコが15位、ルークスが17位に入っている。

スズキOEMの日産車はまずまず好調だが、三菱OEMの日産車はランキングに出てこない。このあたりもなかなか興味深い。

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