オーテック オーナーズ グループ 湘南里帰りミーティング2010 イベントレポート!? 第2弾(2/3)
- 筆者: マリオ 二等兵
- カメラマン:オートックワン編集部
セドリック・150L
コチラのセドリックは、SY31系と呼ばれる法人需要向けの最後のモデルで、150Lというロングホイールベースバージョン。
リアのウインドー越しに見える白いヘルメットと、左Aピラーに装着されるサイドミラーにより、マリオの大の天敵である覆面パトカーを思わせ、コレが目に入った瞬間は、歩いているにもかかわらず瞬時にブレーキを踏みたくなりました。心臓にはあまりよろしくないリアビューですね。
驚くべきは走行距離でして、なんと50万6400km(11月6日現在)を突破!ダントツのぶっちぎりで今年の「過走大賞」を受賞されました。去年の同賞は23万7000kmだったので、イッキに倍以上も記録を更新されたことになります。
1994年式の2オーナー車で、コレを譲り受けた時の走行距離は8万6000km。過去12年間で42万kmも距離を伸ばされたのです。お仕事が建設関係なので、1日の平均走行距離は150~200km、多い時は460kmも走るとのこと。
年間の平均走行距離は4万kmですか!エンジンは45万kmの時点で載せ換えたので、現在は2機目。ATは36万kmと49万kmの時に載せ換えたので、現在は3機目となっております。
パワートレーン系以外にも内装の内張りやシートも一度新しくしているなど、基本的にボディ以外はすべて一通り交換しているようです。ほぼオリジナルの状態をキープされていますが、ラジエターは2層にしてオーバーヒート対策を施し、さらなる耐久性の向上を図っておられました。オーナー様の愛情を感じさせる部分のひとつですね。
プロパンガス車なのでややパワー不足のようですが、高速道路を粛々と流す時のゆったりとした巡航フィールには独特の感触があり、オーナー様は12年と42万kmをあとにしてもなお、まったく飽きない乗り味にゾッコンのご様子。
大型ミニバンもビックリ!な後席の足元空間の広さや、助手席の背もたれがオットマンになる仕掛けなど、セダンながら実に贅沢でラグジュアリーな雰囲気を堪能できるところも飽きない要素のひとつだとか。
外装や室内のパーツに関しては、ボチボチ欠品しつつあるようですが、朽ち果てて動かなくなるまでは半永久的に乗り続け、「増車はあっても、乗り換えはありえない!」とのことでした。
17年と18万kmをあとにした愛車に乗るマリオとしては、そのお気持ちは自分のことのように共感できます。このセドリックに比べれば、マリオ号などまだまだヒヨッ子に過ぎませんが。
10数年後あたりの里帰りミーティングにて、100万kmを越えたお姿を拝むのが今から楽しみであります!その頃には、自分は子供を5人ぐらい乗せたエルグランドライダーに乗ってイベントに参加できていますように…。
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