アウディRS 5 サーキットエクスペリエンス in 菅生サーキットレポート(3/3)
- 筆者:
- カメラマン:オートックワン編集部
改めて実証された、レースで培われるアウディの先進技術
走行後、パドックに戻った参加者の皆さんに感想を伺ってみた。
●「スポーツ走行で、以前にも菅生サーキットを走ったことがあります。ここはアップダウンとコーナーがキツくてクルマに厳しいコースのはずなのですが、RS 5は安全に、安定して、速いペースで走れました。今度は、スポーツ走行に参加して、もっと速いペースでRS 5を走らせてみたい。それが可能な実力を持っていることが、今日よくわかりました」
●「初めてサーキットを走りましたけど、とても楽しかった。自分のA4がこんなによく走るなんて知りませんでした。体験できて良かった。 ぜひ、次も参加したい」
荒聖治選手にも、お話しを伺った。
「RS 5の自然な速さというのでしょうか、スムーズにハイパ フォーマンスをこのコースでも引き出せたことに、みなさん驚かれてい たようですね。RS 5は、部分的に突出して速いというクルマなのではなく、総合的に速いのです。言い替えますと、バランスレベルが非常に高い」
サーキット走行というと、どうしても身構えてしまいがちです。
「そんな必要がないことが、おわかりになったと思います。クルマまかせにして、トランスミッションにしても、オートポジションで十分です。それだけ、今のアウディというのはクルマが細かく性能と挙動を自動的に制御してくれるんです」
ドライバーは、純粋に運転に集中できるわけですね。
「その通りです。すべてモータースポーツ活動からのフィードバックバックです。特別な技術ではなく、市販車に活用できる技術をレースを通じて磨いていくのがアウディの姿勢です」
仙台まで一気に走り抜けたRS 5のパフォーマンスと快適性の高さにも驚かされたが、サーキット走行での飛び抜けた実力の高さにも舌を巻いた。それはルマン24時間連覇に代表されるモータースポーツ活動での華々しい実績に裏打ちされているからだろう。
上品で、あか抜けたRS 5は、街にも、サーキットにもよく似合っていた。
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