登場間近のフィットハイブリッドを予測!/藤島知子
- 筆者: 藤島 知子
- カメラマン:本田技研工業株式会社
「ハイブリッドカーをもっと身近なものにしたい」
それは、2代目インサイトが登場したときにホンダの担当者から聞こえてきた話。
ハイブリッド専用車であるインサイトは、スタート価格を189万円に設定したことで、王者プリウスの価格にまで大きな影響を与えてしまったワケだが、ある意味、ホントに身近に感じられるハイブリッドカーは、幅広いユーザーに受け容れられやすい「フィット ハイブリッド」のほうではないかと思う。
インサイトよりも車格はひとクラス小さくなるワケだし、価格帯についてはインサイトよりも数十万円ほど安価になるという噂も。
フィットが得意とするのは、走りの爽快さ、燃費のよさ、小さいのにシートアレンジが多彩なところ。
小振りのモーターは体積をとらず、バッテリーをフロントシート下にレイアウトすることで、後席のシートアレンジは通常のフィットと変わらない使い勝手も得られるらしい。
専用ユニットのせいで、
「ハイブリッドカー=室内スペースが狭くなりそう」
というイメージが今まではありましたが、フィットハイブリッドは、フィットらしい使いやすさはそのまま。ハイブリッドカーとしての特別感は敢えて抑え気味で、スマートに乗れそう。
さらに、ディーラーで配られていた簡易カタログによると、燃費は10・15モードで「30km/L」とインパクト満点。発売が本当に楽しみな一台です。
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