マツダ 新型プレマシー グレード比較(1/3)
- 筆者： 松下 宏
- カメラマン：マツダ株式会社
全高を抑えた手頃なサイズのミニバン
マツダのプレマシーは初代モデルが1999年にデビューし、2代目モデルは2005年に登場。
今回、2010年7月に登場した新型プレマシーは「3代目」にあたり、初代モデルからの全高を抑えたパッケージングが引き継がれている。
マツダには背の高いミニバンとして「ビアンテ」や「MPV」があるので、プレマシーはやや全高を抑えたミニバンというジャンルを受け持っている。
ライバル車は「トヨタ ウィッシュ」や「ホンダ ストリーム」「日産 ラフェスタ」など。
ボディサイドにうねりのある「NAGARE」をテーマにした外観デザインや3列シート車らしい機能性、リニアでスムーズな走り、環境への配慮などをテーマに開発されたという。
全車に「直列4気筒2リッター直噴エンジン」が搭載されているが、アイドリングストップ機構「i-stop」は、グレードによって有無がある。ミッションは、全車に「電子制御5速AT」が組み合わされている。
3代目の新型プレマシー発売時点（7／1）では、駆動方式は「FF／2WD」のみ。初代プレマシーでは発売当初から4WD車が設定されており、2代目では半年後に追加されていた。今回も4WD車は8月に発売予定となっている。
グレードは「20CS」「20E」「20S」の3グレード構成で、i-stopの有無に加え、快適装備を中心にした装備の違いによってグレードが設定されている。
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自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
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