2017年10月28日に一般公開された東京モーターショーは、早くも後半戦に突入しました。
ショーの注目度を表す指標の一つでもある累計来場者数は、10/27(金)~10/29(日)3日間合計で18万9100人。それぞれの内訳は、下記のようになりました。
10/27(金)開会式・プレビューデー:のべ2万3100人
10/28(土)一般公開日 :のべ8万6800人
10/29(日)一般公開日 :のべ7万1600人
この数値は2013年の同期間を上回るペースとのことですが、各ブースの盛り上げり度合いについては千差万別。大勢の人が訪れるブースがあればその逆も見られるなど。。。
ということで、、25日(水曜日)から30日(月曜日)まで毎日会場に出向いて取材をした筆者の独断で、特に人気だったブースをご紹介します。
マツダブースは、海外プレスからの評価も高く、一般公開日以降の来場者が最も多かったように感じました。
その中心となっているのは次世代商品コンセプトモデル「魁CONCEPT」と、2015年の東京モーターショーからさらに進化した次世代デザインビジョンモデル「VISION COUPE」の2台です。
いずれも世界初出展のコンセプトカーで、素直に「カッコいい!」と言える夢のあるデザインが来場者の心をとらえたのかもしれません。
ホンダブースでは、世界初出展のHonda Sports EV Conceptを筆頭に、EVを中心とした出展でした。装飾などは少し地味な印象もありましたが、28日土曜日に第101回インディ500で日本人初優勝という快挙を成し遂げた佐藤琢磨選手のトークショーが開催されたこともあり、ホンダブースにはすさまじい数の来場者が押し寄せました。
ちなみに、佐藤選手のトークショーは最終日となる11月5日にも11時半、15時の計2回開催予定です。これは必見ですね!
世界初出展の4台のモデルの前にはそれぞれ多くの人だかりができていました。特に人気を集めたのが新型センチュリー(プロトタイプ)でした。日本の来場者はもちろん、海外からの来場者と思われる人々が熱心に写真を撮っている姿が印象的でした。
一番人気はやはり、一足先にフランクフルトショーで世界初出展されたメルセデスAMG プロジェクトONEでした。メルセデスF1チームが開発に協力し、1.6L のエンジンはほぼそのまま、F1マシンと同じものを搭載しています。
今回はフェラーリやランボルギーニなどのスーパーカーの出展がなかった分、特に注目を集めたのかもしれません。EVに特化した新ブランドEQのモデルも日本初登場で話題を集めました。
メルセデス・ベンツと並ぶ盛り上がりでした。アジア初披露となるThe BMW Concept 8シリーズや Z4コンセプトモデルに、発表間もないニューBMW X3やニューBMW M5など人気の市販車も多く、バランスの良い出展で多くの来場者を集めていました。
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