MOTAトップ ニュース/記事 特集 東京モーターショー2017 無料シャトルバスを制する者がモーターショーを制する!? 巡回無料シャトルバスガイド【東京モーターショー2017】

モーターショー 2017/11/2 21:35

無料シャトルバスを制する者がモーターショーを制する!? 巡回無料シャトルバスガイド【東京モーターショー2017】

Text: 中込 健太郎 Photo: ダブルクラッチ
東京モーターショー会場(東京ビッグサイト)無料送迎用シャトルバス【東京モーターショー2017】
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横に広~い東京ビッグサイトを無料シャトルバスでスイスイ移動

さて皆さんはもう第45回東京モーターショー、見学はされただろうか。東西に延びる東京ビッグサイトの会場は、しかも若干矩形に広がっていて、端から端まで歩いて移動しようとするのはかなり大変なことである。

そんな中、会場内を巡回する無料のシャトルバスがあるのをご存じだろうか。来場される際は、是非来場時には上手く活用していただき、効率的かつ快適なモーターショー見学を楽しんでいただきたいところである。

>>東京ビッグサイトを横断する無料シャトルバスはこんな感じ

車道で東と西に分かれる展示棟

東京モーターショー会場(東京ビッグサイト)無料送迎用シャトルバス【東京モーターショー2017】

まず東京モーターショー2017会場の構造を大まかに把握しておきたい。

ゆりかもめ国際展示場正門駅やりんかい線国際展示場駅、はたまた水上バスで会場にアクセスする場合多くの人が入場する「中央ゲート」とその下にある「西1階ゲート」は西展示棟に隣接しており比較的行きやすい。

今回は西展示棟1階にトヨタ・ダイハツ並びにトヨタ車体の展示ブースが、またエスカレーターが4階へと直接伸びるアトリウムに、シトロエン、ハーレー・ダビッドソン、ソニー・インタラクティブエンタテインメント、ボルボなどがブースを構える。さらに4階には、タカラトミー、カルチュア・コンビニエンス・クラブ、首都高速道路などのスポンサーや、部品メーカー・機械器具/自動車関連サービスのブースが並ぶ。特にタカラトミーのブースでは、モーターショー限定トミカなどは入手するために長い列ができる人気ぶりだ。そして同じフロアの屋外展示場では、予約も困難な注目のお店がキッチンカーでモーターショーに参戦、いずれ劣らぬクオリティのフードが楽しめる「グルメキングダム」も開催されている。

一方車道で隔たれた東展示棟へは、中央ゲートから連絡ブリッジを渡ってアクセスすることができる。東1~東8の各ホールには、自動車メーカー(2輪、トラックメーカーなども含めて)、部品メーカー、サプライヤー、などがブースを構えている。

エントランスから各展示場へのアクセスはまだいいのだが、例えば東側の端、ホンダやスズキなどが出展する展示棟8ホールのブースへ行ってから再び西ホールに移動となると、混雑する徒歩での会場移動には15分以上の時間を要する。そんな風に西へ東へを繰り返していたら、全部のブースを観る前にすっかり疲弊してしまう・・・。

そこでこの会場内シャトルバスの活用は不可欠となるのだ!

東展示棟、西展示棟でそれぞれ乗り場は2カ所ずつ、計4カ所

東京モーターショー会場(東京ビッグサイト)無料送迎用シャトルバス【東京モーターショー2017】

そのシャトルバスの乗り場はというと会場の東展示棟の一番海側に近い端、東3ホールと東8ホールの間に一カ所、そして、中央ゲートから連絡ブリッジを渡ってすぐの東1ホールの脇の道路に近い場所に一カ所。

そして西展示棟では、1階のアトリウム奧に地上の乗り場があるが、もう一カ所は4階、キッチンカーが並び「グルメキングダム」が開催されている屋上展示場の真横に乗り場があるのだ。

東展示棟の乗り場と西展示棟の地上の乗り場は普通のブース見学者の移動や、東展示棟の海側にある駐車場に戻る見学者の利用も多く、使用されるバスも大型の車輌だが、ポンチョや中型のバス車両だけが向かう西展示棟の屋上展示場横に停まるバスには、食事に向かうための利用者や、大人気のモーターショー限定トミカが買えるタカラトミーのブースに向かう親子連れなども利用していた。

会場内シャトルバスの路線は二種類ある

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こんな、実際の面積以上に端からは端まで歩くと距離のある、東京モーターショーの会場である東京ビッグサイト。この会場の東の端と西側の展示場を結ぶ会場内無料シャトルバスは約5分から7分に1本ほどの間隔で運転されている。

どちらの路線も東展示棟と西展示棟を結ぶのは変わりない。しかし、西展示棟の屋上展示場横に行くかどうかで、二種類の経路が設定されている。

東展示棟の3ホールと8ホールの間の「東3」乗り場から出ると、ビッグサイトの敷地内を建物に沿って走り、東展示棟と西展示棟の間に走る車道の直前で、東駐車場と合流する。来場者で込み合う駐車場の出入り口ともほとんどかぶらないため、渋滞の影響はほとんど受けないようになっている。そしてこの駐車場で入り口に合流する際にも、やんごとないお方が乗るクルマの車列ではないだろか、と錯覚を覚えるほどの誘導員が先導し、通常は直進で行き来できないようになっている東棟と西棟の間を、モーターショー会期中はこのバスだけが直進で横断する交通整理が行われているのだ。

西展示棟の敷地に入ってからもすぐに左折し、建物の敷地内外周道路を走って、アトリウム奧の通用口前の「西1」乗り場まで連れて行ってくれる。ここで向きを変える際のことを考慮し、大きく斜めの体勢で停車。乗客降車後は、そのまま、一度バックで横にあるスペースに後退し、切り返しを行い、再び東展示棟へ向かう乗客を乗せて出発する。なんとなく昔は私鉄の郊外の駅前あたりではよく見かけた、バス乗り場の光景のようでちょっと懐かしい気持ちになる。

屋上展示場前の「西4」乗り場に行くバスはこの「東3」から「西1」に向かう途中で、スロープで「西4」を経由してから「西1」に停まる。逆に「西1」から東展示棟に向かう際に同じルートを通ることになるが、その際に、両展示棟の間に走る車道を渡ってすぐ、専用の敷地に入ったところに、東展示棟のもう一つの乗り場「東1」乗り場があるのだ。ただしこの乗り場は、西展示棟から東展示棟に向かう時にしか止まらないので、東3で乗って東1の周辺エリアのブースを見学しようとする際に、途中下車ができないので注意が必要だ。要は同じ順番で巡回している運行経路になっている、ということである。

「移動しながら小休止」時間の有効利用がモーターショー見学では不可欠

東京モーターショー会場(東京ビッグサイト)無料送迎用シャトルバス【東京モーターショー2017】

この便利な、会場内無料シャトルバス。もちろんその利便性もさることながら、最大の効果は「移動しながら小休止ができる」ということではないだろうか。

出展企業も昔に比べたら少なくなったとはいえ、まだまだそうそう簡単に見回り切れない、内容盛りだくさんの東京モーターショー。この見学には時間の有効活用が重要だ。休憩する時間だって惜しいという人は少なくないだろう。そういう観点でも、人ごみの中を歩いて移動するというのはそれだけで体力を消耗するものだ。それが消耗どころか、移動しながら、空いていれば束の間腰を下ろせるし、そもそもその「混雑の中を歩かなくていい」メリットはぜひ注目していただきたいところだ。

また、展示ブースも多いことから、公共の交通機関を利用して来た来場者は、入場後まず東展示棟に向かう人が多いようだが、来場したら先に西展示棟を見学するのがおススメだ。次の10年間の日本車の行方を占う、と言ってもよい、トヨタ/ダイハツのグループ展示があるので、どのみち多くの来場者には見過ごせない展示なのではないだろうか。あるいは4階のグルメキングダムで腹ごしらえを先にするというのも良いだろう。そんな西展示棟を回ってから東展示棟に会場内シャトルバスで移動するというのも、是非お勧めしたい「第45回東京モーターショー」の歩き方と言えるだろう。

[Photo&レポート:中込 健太郎]

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