「車の楽しさ」を忘れていないジュネーブMS/桃田健史(2/4)
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ハイブリッド車で攻勢をかけるメルセデス・BMW
ダイムラーは、同社の環境ブランド「Blue Efficiency」を全面に押し出し、各種の新型車を公開した。
まず、世界初となるディーゼルハイブリッドの量産車「E300 ブルーテックハイブリッド」を発表。さらに、同社の次世代型プラグインハイブリッド車と燃料電池の対応シャーシとして、Sクラス/Eクラス/CLSクラスを融合したセダンスタイルの「F800」も公開した。
BMWは「Efficient Dynamics」を謳い、「5シリーズ アクティブハイブリッド」を導入。「ハイブリッドシステムの基本ユニットは同社の7シリーズ向けのものと同様だが、EVモード走行での多様性が加わった」(BMW本社技術関係者)とのことで、EVモード、エンジンのみ、エンジン+モーターの3種類のモードで走行が可能となっているという。
またBMW ミニは、クロスオーバー車の「カントリーマン」を発表。カントリーマンは「北米市場が最優先」(BMW関係者)となるために、ルックスはかなりアメリカンSUVのイメージへ傾倒している。
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