ダイハツ ブーン グレード比較(3/3)
- 筆者： 松下 宏
- カメラマン：ダイハツ工業株式会社
1.3CX／唯一1.3Lエンジンを搭載するモデル
ブーンのラインナップで唯一1.3リッターエンジンを搭載するのが「1.3CX」だ。
1.3リッター車はエコカー減税が50％になるのがちょっと残念なところだが、減税額は1.0CLリミテッドが16万8,600円で、1.3CXが14万8,500円だから、差額は2万円ほどだ。さほど問題にするほどではないかも知れない。
1.3CXの本体価格は、1.0CLリミテッドに対して13万円高となる138万円の価格が設定されている。これは搭載エンジンの違いのほかに、14インチアルミホイール、ドアサッシュブラックアウト、ドアミラーターンランプ、16cmリヤスピーカーなどの装備の違いがあるためだ。
エンジンの違いが数万円、アルミホイールの有無が4万円程度と見て、残りが細かな違いという計算になる。ブーンではあえて1.3Lエンジンを選ばなくても良いように思う。
オプション／安全装備は積極的に装着したい
ブーンに用意されているメーカーオプションはあまり多くないが、取り敢えず安全装備は積極的に装着したい。
CLリミテッドを基準に考えると、VSCが6万3,000円、SRSサイド＆カーテンエアバッグが5万5,650円、ほかには特にオプションを装着しなくても良いくらいだ。
カーナビはメーカーオプションではなくディーラーオプションとして用意されているものを装着することになる。ダイハツでは毎年春ころに新しいカーナビを発表するので、それを楽しみにしておこう。
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自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
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