ステップワゴンだよ全員集合!!(2/2)
- 筆者: オートックワン 編集部
- カメラマン:本田技研工業株式会社
初代ステップワゴン
1994年ホンダが世に送り出したオデッセイは、それまでセダンやステーションワゴン、SUVが主流だった日本のクルマ市場に“ミニバンブーム”を巻き起こした。
それから約2年後の1996年に「こどもといっしょにどこいこう」のキャッチフレーズに広い室内空間を持つ箱型ミニバン「ステップワゴン」が登場した。
四角いボディデザインを採用し、家族のためのユーティリティを優先した新しいカタチのクルマで、コラムATによるウォークスルーや完全フラット化も可能なシートアレンジなど広さを実感できる機能を採用した点などが人気に火をつけた。
それまで移動手段としてしか利用されていなかったクルマに、新しい風を吹き込んだステップワゴンは、ファミリーユーザー層を中心に“家族で過ごすクルマ生活”を提案した第一号ともいえるクルマだ。
2代目ステップワゴン
初代が発売5年間で約47万台という大ヒットを飛ばしたため、フルモデルチェンジしたとはいえ、それほど大きな変更はなかった2代目「ステップワゴン」。
とはいっても国産初となるパワースライドドアをはじめ、コラムシフトからインパネシフトへの変更など、当時としては先進的なクルマに仕上がった。
基本コンセプトは、初代同様に家族思いの考え方に重点をおいた「子供を中心とした家族のバンザイ」。さらに「遊・食・寝・積」が一台で全部できる機能や空間も追及した。
この2代目ではエンジンに新開発となる2リッター直4のi-VTECを搭載し、走行性能も初代より大きくアップされた。
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