イマイ的世界の道路から・台湾編/今井優杏のコラム(1/2)

イマイ的世界の道路から・台湾編/今井優杏のコラム
車窓からの高速道路。左から走行車線1、2、追い越し車線。 料金所。ETC通行レーンは左側1つのみ。 ETCチャージの建物。ここで現金チャージする。 車両区分別ETC車載機 クレーンゲームのボタン(笑) 田舎に行けば行くほど無法地帯。すごい路上駐車。 バイク普及率が高い台湾、どこに行ってもバイクだらけ。 バイク普及率が高い台湾、どこに行ってもバイクだらけ。 古い町にはロータリーが。 台湾の長距離トラック運転手の強壮剤的存在、ビンロウの屋台も幹線道路には多い。ビンロウとは噛みタバコのこと。 わかりにくい信号。一体何色? 画像ギャラリーはこちら

イマイ的世界の道路から・台湾編/今井優杏のコラム

トコロ変わればとはよく言ったもので、世界各国交通事情もとりどりです。私は海外旅行、特にアジア方面への旅行が趣味で、普段の食費を切り詰めてまで(!)海外に出かけるトラベラーですが、そんな中で出会った世界の道を紹介したいと思います。

美しい懇丁国立公園の海岸線。
国立公園内では道路標識もほのぼの。田舎に行けば行くほど無法地帯。すごい路上駐車。

今回は私が愛してやまない台湾(中華民国)から。題して“イマイ的世界の道路から・台湾編”!

台湾本島の面積は日本の国土の10分の1程度、九州を一回り小さくしたくらいの大きさです。首都はご存じ台北ですね。だけど私が最も深く愛する台湾は台湾南部にあります。

あまり知られていませんが、台湾南部には国家公園(国立公園)があり、台湾内でも人気のビーチリゾートなんです。ダイビングやサーフィンも盛んで、12月でも水温が高く快適なマリンスポーツや豊かな自然を楽しめます。

また、南へ行くほど親日家が多いそうで、確かにどこに行っても熱烈歓迎を受けました。こんなにステキな台湾南部なんですが、なにせアクセスがよろしくなく、まだ日本人観光客にも開かれていないのが現状です。

2007年1月に台湾高速鉄路、いわゆる台湾新幹線が開通し、南への移動はかなり明るくなったとはいえ、この新幹線も経営難だと先日ニュースで報道されたばかり(ちなみに台湾新幹線、日本の700系新幹線を改良したものです)。

新幹線以外にも高雄国際空港があり、台北からの便が発着していますから、最南端へは新幹線の終着駅“左榮”か高雄国際空港からバスなどで向かうのがカンタンかつ体力的にもラクなのですが、前回は台北からほぼ島の南北を縦断する旅、距離にしておよそ500km、7時間のドライブ!を経験することができました。

車窓からの高速道路。左から走行車線1、2、追い越し車線。

台湾の高速道路はとてもきれいでした。近郊では3車線あり、2つの走行レーンと1つの追い越しレーンがあるのも日本と同じです。制限速度は100km/hでした。

運転のコツを現地の方に訪ねると、『真ん中の車線を、自分のペースで運転すること、あんまり後ろを気にしすぎてはダメ』ですって。印象としては、ドイツをはじめヨーロッパほどアグレッシブではなく、韓国ほどピーキーじゃない、つまりはとっても運転しやすそうな交通社会。

高速道路だけに限って言えば、日本で日常的に運転している人であれば普通に運転できるんじゃないかな、と感じました。

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今井 優杏
筆者今井 優杏

自動車ジャーナリストとして、新車や乗用車に関する記事を自動車専門誌、WEBメディア、一般ファッション誌などに寄稿しながら、サーキットやイベント会場ではモータースポーツMCとしてマイクを握り、自動車/ モータースポーツの楽しさ・素晴らしさを伝える活動を精力的に行う。近年、大型自動二輪免許を取得後、自動二輪雑誌に寄稿するなど活動の場を自動二輪にも拡げている。AJAJ・日本自動車ジャーナリスト協会会員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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