autoc-one.jp 記事・レポート 特集 自動車評論家コラム フランクフルトMS 2009“私の注目車種はこれだ!”/石川真禧照

自動車評論家コラム 2009/9/24 13:00

フランクフルトMS 2009“私の注目車種はこれだ!”/石川真禧照

Text: 石川 真禧照 Photo: 石川真禧照
フランクフルトMS 2009“私の注目車種はこれだ!”/石川真禧照

BMW VED(ヴィジョン・エフィシエント・ダイナミック)

フランクフルトモーターショー2009/石川真禧照

ボクがBMWを好きなのは、エコ性能を重視しながらも、常に走る楽しさや歓びをドライバーに感じてもらおうという開発姿勢だ。

具体的にはレシプロエンジンにこだわっていること。ハイブリッドやEVも開発しているのだが、それでもレシプロエンジンの効率を高めて、エコエンジンにすることを目的にすることは忘れていないのだ。

で、このクルマは、ショーモデルではあるが、実際に会場を走行していたほどに完成していた。 何年か先に、こういう4シータースポーツカーに乗りたい、という視点で選んでみた。

エンジンは3気筒1.5 リッターディーゼルターボ、フロント用にモーター、リア用にハイブリッドシステムを組み合わせている。この3つの駆動ユニットによる動力性能は最高速250キロ(リミッター付)で、0→100km/hを4秒台で走り切ってしまうというスーパースポーツカー。

それでいながら燃費は、26.0km/Lという。ドイツはアウトバーンという無料の高速道路が発達しているし、平均速度も高い。そのようなところでは、やはりスピードが出たり、加速がよいクルマは不可欠。

しかもこれからは燃費やCO2排出量も問われる。そういう時代にこのクルマに乗りたい。

プジョー RCZ

フランクフルトモーターショー2009/石川真禧照

このクルマはかなり現実的に引きつけられている。もともと07年のフランクフルトショーに初出品され、確かその年の東京モーターショーにも展示されていた308RCZというコンセプトカーがようやく、市販化されることになったのだ。

プライベートに乗ることのできる2+2カーは、クルマ好きにはとても魅力的だ。過去に605や406クーペなどプジョーを所有してきたが、乗る度に乗り心地のよさやハンドリングの素直さには、いつも感心させられた。国産メーカーもプジョーの乗り心地、しなやかさは目標にしているほどなのだ。

しかも、スタイリングを含めて、さり気なくオシャレなところがいい。特にフランス車は2ドアクーペやコンバーチブルのような遊びグルマをつくらせると、なんとも言えない色気を漂わすクルマを出してくる。

RCZは308をベースにしているのだが、エンジンは新開発の1.6リッターターボ。これは3008というクルマですでにフィーリングを味わっているが、スムーズ、トルクフル、静かというエンジン。もちろん燃費、CO2排出量も好値だ。 日本発売予定は来春。今から待ちどおしい。

ロールス・ロイス ゴースト

フランクフルトモーターショー2009/石川真禧照

ボクがクルマを選ぶときの条件の中に、開発した人の人柄とか、クルマのコンセプトというような、バックボーンが気に入ったとか、共感する部分がある、というのがある。もちろん、スタイリングや価格も重要だが、クルマの内面みたいなものを大切にしたいのだ。

で、お気に入りの1台がなぜロールス・ロイスのゴーストなのか。

ここ数年、世界のスーパーリッチを対象にした4ドアサルーンが次々と登場している。例えばちょっと前になるけれど、ベントレーコンチネンタル フライングスパー、マイバッハ。最近ではポルシェ・パナメーラ、アストンマーチン・ラピード。さらにはランボルギーニやブガッティもこのクラスを狙っている。

そのような別世界の4ドアの中で今回、正式にデビューしたゴーストは、おそらくハンドリングと乗り心地に関してはトップなハズ。というのもロールスの親会社はBMW。

これまでのロールスの各モデルも、ハンドリングは想像以上にスポーティなことにビックリしたものだった。

ロト6かtoto BIGの1等が当ったら、間違いなく、オーダーを入れたいクルマなのです。

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