韓国自動車事情/日下部保雄のコラム(2/2)
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- 筆者: 日下部 保雄
- カメラマン:日下部保雄
わずか1年前とは状況が異なる韓国
取材ではないので試乗することは出来なかったが、ソウル市内のクルマ事情を俯瞰で眺めることが出来た。日本では見ることの出来ないクルマがたくさん走っているのを眺めるのはそれなりに楽しい。
クルマはどのメーカー(と言っても現代グループと先日、労働争議で話題になった双竜、ルノー・サムスンぐらいしか思い浮かばないけど)も洗練されてきており、デザイン力では日本車をオーバーテイクしているモデルも少なくなく、世界ではなかなか手ごわい相手であることを実感できた。
初めて見るジェネシスなんか、ビックリしてしまった。結構格好良くて、BMWかと見間違えるばかりだったのだ。これなら、北米で人気になるのも分かる。
現代自動車が一昔前に持っていた野暮ったさと、紙一重のアグレッシブさは影を潜め、安心して見られるようになった。
日本ではあまり人気のないIG30も、韓国で見ると町に溶け込みつつ都会的な存在感がある。
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