新型INFINITI M、ペブルビーチで発表

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新型INFINITI M、ペブルビーチで発表
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艶やかな新型フーガ、今秋登場か

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新型INFINITI Mが、ペブルビーチ・コンクール・ド・エレガンスで発表された。

今年で59回目を迎える「ペブルビーチ・コンクール・ド・エレガンス」。100年近く前からのヒストリックカーをレストアし、その出来映えを競うもので、クルマはもちろん、そのオーナーや見学に訪れるのは、西海岸を中心とする北米の富裕層の人々。このような歴史と伝統、そして成功者たちが集まる会場で、INFINITI Mの次期型モデルが発表された。

先代から5年を経てフルモデルチェンジを果たすINFINITI M。会場には実物の車両はなく、クレイモデルに映写を投影した「ビデオラッピング」という形で発表された。最先端技術を自動車に使った世界初の試みである。実車はなくとも、ボディラインの抑揚が現行モデルに比べて強く感じられる、グラマラスなボディライン。まさにこの会場に集まったクルマ好きの大人が愛するラグジュアリーカーに成熟/進化している。

このペブルビーチ・コンクール・ド・エレガンスの審査員でもある、日産自動車チーフ・クリエイティブ・オフィサーの中村史郎氏は、ブラッシュ・ストロークという発想でボディラインに勢いを感じさせ、伝統的な高級セダンに新しい挑発的なスタイルを備えたフラッグシップカーであると発表していた。

このラグジュアリーな新型INFINITI Mが、今秋発売の新型日産フーガになるはずである。

「ペブルビーチ・コンクール・ド・エレガンス」

ペブルビーチ・コンクール・ド・エレガンス
ペブルビーチ・コンクール・ド・エレガンスペブルビーチ・コンクール・ド・エレガンス

「ペブルビーチ・コンクール・ド・エレガンス」とは、アメリカ・サンフランシスコから海岸線沿いを100kmほど、クルマで2時間ほど南下したモントレー郊外にあるペブルビーチ・ゴルフコースで開催される、ヒストリックカーの品評会(コンクールデレガンス)のこと。

ペブルビーチ・ゴルフコースは、4大メジャー大会のひとつ「全米オープン」の開催地としても有名な名門ゴルフコースである。このコースの18番フェアウェイを使用して、ペブルビーチ・コンクール・ド・エレガンスは行なわれる。フェアウェイ上に200台以上にも及ぶコンクール出品車両が並ぶ、爽快な光景が売り物でもある。

ここに集まる車両のクオリティ、集積された歴史、イベントの洗練度といった点では、クルマを愛でるイベントとしては最高峰と言われる。コンクールに車両出品を許されるのは、これまでの出品経験者か、彼らから推薦を受けて主催者から招待状を受け取った者のみ。出品車両は年代や車両によって詳細に分類されるが、スペシャル・アワードや栄えある“Best of Show”に輝くには、世界中の名ドライバー、デザイナー、ジャーナリストなどから選ばれた審査員の厳しい基準を満たしたクルマのみ。いかに新車当時のコンディションに近いかという基準で行われる審査は、ボルトの素材選定やシートのステッチにまで及び、その要求レベルは芸術作品なみと言われている。「ペブルビーチ・コンディション」という言葉が、ヒストリックカーの世界で「完全無欠」を意味することからも、このコンクールの厳しさと名声が理解できる。

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「新型INFINITI M」(2011 INFINITI M)

新型INFINITI M(新型 日産フーガ)

第3世代となる新型INFINITI M。INFINITIを展開している西ヨーロッパなど世界32の市場全てで発売される初のモデルとなる。

新設計されたボディは、伝統的なスポーツセダンのプロポーションと新しい挑発的なスタイルを備え、インフィニティエッセンスというコンセプトカーからインスピレーションを受けた、低いフロントエンドと立体的に造形されたフェンダーを有している。インテリアはまさにインフィニティらしく、先進的素材や最新式環境制御システムを取り入れ、優れたオーディオや高い質感を備えている。

エンジンはV8とV6で、現行モデルと同じ構成だが、V8は400馬力を超えるとみられるなど、パワーと排気量を増している。と同時に、燃費の向上も実現している。なお、西ヨーロッパではV8はV6パフォーマンスディーゼルに代替される。

さらに、技術革新の旗手として、新型INFINITI Mでは、「ブラインドスポット介入システム」を導入する。車線変更時に横の車線に他の車がいるとそれを探知し、ドライバーにそれを伝え、元の車線に戻るのを手助けする、業界初のシステムである。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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