レクサス HS250h グレード比較(4/6)
- 筆者: 松下 宏
- カメラマン:トヨタ自動車株式会社
レクサス HS250h version I/本革シートなど、豪華装備が欲しい方へ
ベースグレードやversoin Sに対し、快適装備の充実度が一段と高まるのがversion Iだ。
たとえば、ドアミラーひとつをとってもこんな違いがある。標準仕様に装着されるドアミラーはサイドターンランプ&ヒーター付きで、レインクリアリング機能付きの電動格納式だ。
これがversion I以上になると、さらにリバース連動チルトダウン式になるほか、自動防眩機能付きになり、電動格納もオートになるといった具合だ。ほかにルーフミラーも自動防眩機能付きになる。
ステアリングは標準仕様が一般的な本革ステアリングであるのに対し、version I以上はウォールナットの本木目+本革ステアリングになる。また、チルト&テレスコピックステアリングがマニュアル式から電動式になる。
大きいのはシートで、標準仕様がファブリックシートであるのに対し、version I以上にはセミアリニン本革シートが用意される。もちろん、ヒーター付きで8ウェイパワーシートであるのは言うまでもない。
エアコンもプラズマクラスター付きになり、トラックなどの排出ガスを感知して内外気を自動的に切り換える機能も付く。
本体価格が453万円と、40万円近く高くなるのは本革シートによる部分が大きいが、ほかにも仕様の違いがいろいろあるので、装備分の価格差として理解できる。
version Iを買おうとすると、レーダークルーズコントロール+プリクラッシュセーフティシステムがヘッドアップディスプレー付となり23万1,000円、さらにレーンキープアシスト機能も付くと44万2,000円になるか、いずれにしても価格が高くなる。
ほかにも後席SRSエアバッグなどを加えると車両価格ベースで500万円を超えるわけで、予算に相当な余裕がないと買えないグレードである。
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