千葉でアメリカ西海岸の雰囲気! インスタ映えする千葉フォルニアって知ってる?
- 筆者: 松田 拓也
- カメラマン:オートックワン編集部/y.mori
千葉県の袖ケ浦市には、まるでアメリカのカリフォルニアのような雰囲気が味わえる海岸沿いの一本道がある。クルマ好きやバイク好きの間ではちょっと有名なドライブスポット、それが「千葉フォルニア」だ。
実は「千葉フォルニア」というスポットは正式な名称ではなく、「千葉」と「カリフォルニア」を掛け合わせた愛称。袖ケ浦市の国道16号線から袖ケ浦海浜公園まで向かう道の途中にある、海岸沿いの道路が「千葉フォルニア」あるいは「袖フォルニア」と呼ばれている。
先日編集部がとある取材に行った帰りに「千葉フォルニア」に立ち寄る時間があったので、今回はこの知る人ぞ知るドライブスポットを紹介したいと思う。
それで千葉フォルニアってどこにあるの? 行き方は?
「千葉フォルニア」は正式な名称ではなく愛称なうえ、付近の道路一帯のことを指すためにハッキリとした住所がない。googlemapで近くを調べてみると、千葉県袖ケ浦市南袖32(または36) 袖フォルニアと出てきた。今回初めて調べてみて分かったことだが、〇〇フォルニアという名称がしっかりと定着していることに少し驚いた。
都心からのアクセスは意外と良く、東京湾アクアラインを使えば東京都内や神奈川からも1時間程度で「千葉フォルニア」に到着することができる。週末に千葉県で遊んだ後に、アクアラインの渋滞を避けるために「千葉フォルニア」で時間をつぶす。そんな立ち寄り方もアリかもしれない。
昼間でも雰囲気は楽しめるけど、夕暮れ時に行けば最高のサンセットビューが見れる!
週末だけでなく、平日でも「千葉フォルニア」にはクルマ好きやバイク好きが集まる。約1キロある片側2車線の海岸沿いの道路には、たくさんのヤシの木が並んでいて雰囲気はまさにカリフォルニア! 昼間に訪れてもカリフォルニア気分を楽しめるが、筆者のオススメは断然夕暮れの時間帯だ。
夕陽が西に沈み始めると、西の地平線に「これでもか!」というほどのブルーとオレンジの美しいコントラストが現れる。空気が綺麗な日にはオレンジに染まった地平線の上に富士山のシルエットが浮かび、キサラピアの観覧車イルミネーションとあいまって最高のサンセットビューを見ることができる。
ちょっとした寄り道や愛車の写真撮影はもちろん、デートの最後に「千葉フォルニア」に寄ってこの景色を二人で見ることができたら、意中の人のハートを射止められること間違いなし!?
PV撮影などでも使われたことがある千葉フォルニア マナーを守って楽しもう
とても雰囲気が良い「千葉フォルニア」だが、ここを旅の目的地にするには少し物足りない感じは否めない。周囲にはコンビニエンスストアはおろか自動販売機すらないので「千葉フォルニア」へ向かう前に買い物を済ませておくことがオススメ(千葉フォルニアの先にある袖ケ浦海浜公園まで行けば自販機とお手洗いがある)。
もちろんゴミ箱もないので、ゴミは持ち帰るなど最低限のマナーには注意したい。
過去にはここでトヨタ アクアG`sのTVCMや、E-girlsのPVも撮影されたことがあるほどのスポット。「千葉フォルニア」で撮影されたTVCMが気になる人は動画を検索してみよう。最近はこの美しい景色を撮影するためにインスタグラマーも訪れるそうだ。もちろん「インスタ映え」はバッチリ!
ちなみに「千葉フォルニア」は駐車禁止ではないが、クルマを路上駐車しなければならないので写真を撮る際には注意が必要。
これから冬になるにつれて空気が綺麗になるので、夕暮れに浮かぶ富士山のシルエットが見れる確率もグンとアップする。クルマ好き、バイク好きなら一度は訪れてみてはいかがだろうか?
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