東京青山からここまでの積算走行距離は約360km、トータルの平均燃費は6.9km/h。燃料残量計は、約4分の1も残っている。約850kgの荷物を積んで、アップダウンあるワインディングも走って、ひょっとすると北アルプスも越えられないのではという危惧もあったが、キャラバン、お前は実に立派だ!
ここでやっさんようやく眠りから覚める・・・。そして開口一番「おなか空いた!」
ぎゃふん!!
そして、旅はここで終わらない。翌日、ガソリンも若干残っているし、やっさんもせっかくだからぜひ行きたいというので、早起きして「千里浜なぎさドライブウェイ」へ行くことにした。
国道8号を西へ向かい、国道160号から国道415号線へ入り、富山と石川の県境付近で、ついに警告灯が点灯!ただちに給油しようと思ったところ、開いているガソリンスタンドが見つからず、そのうち燃料残量計がゼロを指した!これはマズイ!
その直後、前方に日本海が見えたかと思えば、なんとそこが千里浜なぎさドライブウェイ。恐る恐る砂浜を走り、さっそく証拠写真をパチリ!すぐにエンジンを止め、僅かな燃料を維持する。
嗚呼、ついにここまで来れてしまったのかと思うと、なにか熱いものがこみ上げてくる。実に感慨深い・・・。
やっさんの頬に涙がつたう・・・。と思ったらアクビかいっ!!
帰りは、行きに通り過ぎた千里浜なぎさドライブウェイ近くのガソリンスタンドで無事に給油。
給油量は60リッター。タンク容量が65リッターなので、あと5リッター残っていたことになる。この区間の走行距離は83.5㎞、平均燃費7.6㎞/L、平均速度35.3㎞/h、総走行距離443kmとなった。おつかれキャラバン!!
やっさん、君は旅行気分だろうが、俺は必死だったぞ!!
THE総括「お前のタフさはやはり本物だぜ!!」
約850㎏の荷物を積んでいながらも、キャラバンは合流や追い越しでもしっかり加速してくれた。そしてもうひとつ、印象的だったのが、乗り心地のよさだ。こうした商用バンは、空荷でも荷物を積んでも問題なく走れるように足まわりをチューニングすると、どうしても空荷では硬くなってしまうものだが、今回のような積載時には、跳ねや突き上げが抑えられて、ピッチングの振動がゆっくりになる。それが今回のドライブではより感じられた。
なによりも、先進の安全機能搭載はインパクトがデカい!
日本を支えるビジネスユーザーへ向けて、より高い快適性を提供する新型NV350キャラバン。
こいつは誠にウソ偽りなく、心から信頼できるタフツールということを見事に証明してくれた。
やっさん、君も男を選ぶならこういうデキる奴を選べ!!
了解!岡本さん、いや、お父ちゃんもカッコよく見えてきたよ!キャラバンと一緒ならねっ!(笑)
それにしてもキャラバン、こうした風景の中に置いても、なかなか絵になるではないか!
ありがとうキャラバン!!お前のタフさはやはり本物だぜ!!
やっさん、帰りは運転頼む・・・
TEXT:岡本 幸一郎 PHOTO:小林 岳夫
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