新型プリウス 堤工場見学レポート(2/2)
- 筆者: 竹岡 圭
- カメラマン:オートックワン編集部
続いて「再生可能エネルギーを利用した地球に優しいモノづくり」。
こちらは、例えば昔はゴミとして出されていた、配管パイプのキャップを再利用可能なものにしたり、細かいところから、屋上や屋根にソーラーパネルを取り付けて太陽光を使ったり、また屋上には芝生を植えて温度を下げたりというわかりやすいところまで工夫がなされています。
さらに工場というと気になるのが排水。これが実はスゴイんですよ!
ナント近所の川の5倍キレイなんですって!そこで工場の近くの川にあえて流すことで、川をキレイにする活動が行われています。
近所の方からも、もっと工場の排水を流して!といわれるくらいだそうで、そんな話他ではあまり聞いたことないですよね。鯉が泳ぐ姿にはちょっと感動しちゃいました。
さらに続いて「工場の森づくり=森の中の工場を目指し、土地本来の緑が豊かな開かれた工場づくりを推進」。
こちらは言うまでもなく植林活動などをしている他に、工場を建てるために切り開いた土地にあった自然を、少しでも蘇生しようという動きの一貫として、ビオトープが作られていました。
地元に生息していた、カブトムシやシマドジョウ、メダカ、ヘイケボタルなどを飼育。さらに環境改善能力が高い植物として、チェリーセイジ・キルシェレッドというお花の開発もなされているのにはビックリ!
成長が早く、CO2の固定量が多いほか、大気汚染物質を浄化したり、ヒートアイランド現象の緩和にも役立ってくれるんですって。 さらに植物と言えば、工場の壁にスポンジを巡らし、ツタを這わせることで緑の工場に仕立てるなんてこともなされているんですよ。
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