スカイライン クロスオーバー プロトタイプ ショートレビュー
- 筆者:
これSUVですが、スカイラインです
日産は今夏、全く新しいスカイラインベースのクロスオーバーSUVを投入する。
その名も“スカイライン クロスオーバー”。
今回はそのプロトタイプを、写真を中心に一足お先にみなさんにご紹介する。
このスカイライン クロスオーバーは、実はEX350という名でインフィニティブランドから既にデビューしているモデルだ。
そのエクステリアが魅せる雰囲気といい、内装の質感といい、これまでの日産ブランドの上級車が魅せるテイストとは一味違った、テーラーメイド感漂うラグジュアリーさを披露している。
スカイライン クロスオーバー(FX350)のデザインを監修したのは、現行キューブのデザインも手掛けた、同社プロダクトデザイン部の渡辺誠二アソシエートプロダクトチーフデザイナーだ。
スカイライン クロスオーバーのコンセプトは、ずばり“ラグジュアリーSUVとラグジュアリークーペの融合”。エレガントさとアクティブ性を兼ね備える野生的な都市型SUVだということを、全面から強烈にアピールする。
全高1572mmというSUVにしてはかなり低いプロポーションは、今までに日本車ではお目にかかったことがない、ある意味異質というのか、全く新しいジャンルのデザインで、魅惑的な存在感を放つ。
搭載されるエンジンはスカイラインセダン/クーペ370GT同様のVQ3.7LVHRエンジン(330ps)。これに最強の7速ATが組み合わさるということで、加速性能に関しては文句のつけようがなさそうだ。
装備面では、BOSEサウンドシステムが全車標準装備になるのをはじめ、運転席ヘッドレストのコートハンガーや、リモコン可倒式リアシートなども搭載される。
他には女性でも簡単な取り回しが期待できる駐車場ガイド機能を追加した新アラウンドビューモニターもオプションとして用意されるとのことで、奥様も安心してお出かけできそうだ。
グレードは、全4タイプを設定。
● 370GT(FR)
● 370GT type-P(FR)
● 370GT FOUR(4WD)
● 370GT FOUR type-P(4WD)
ボディカラーは、新色のスパークリングロゼシルバーと、ブレードシルバーを加えた計7色を用意。内装色はクール&ラグジュアリーのブラックと、セクシー&ラグジュアリーのブラウンの2パターンを設定している。
日産から登場する全く新しいSUV“スカイライン クロスオーバー”。 価格は現在のところ未定だが、日本ではどう打ってでるのだろうか。編集部としても興味があるだけに、試乗会とその評価が楽しみだ。
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