2000馬力!究極のランクルに超軽量化を施したロードスターも!SEMA SHOW 2016 イベントレポート(2/2)

  • 筆者: 加藤 久美子
  • カメラマン:H.kato・TOYOTA・MAZDA・NISSAN・Honda・Lexus International
2000馬力!究極のランクルに超軽量化を施したロードスターも!SEMA SHOW 2016 イベントレポート
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究極の軽量化を施したロードスター/マットカラーで独特の存在感を放つロードスターRF|SEMA SHOW 2016 マツダブース

マツダブースは2台のMX-5 (日本名:マツダロードスター)のカスタムモデルを出展。1台は昨年の「MX-5 スピードスター」の進化版でさらなる軽量化を実現したモデル。もう1台はまもなく北米での市販が開始されるリトラクタブル・ハードトップ仕様の新型「MX-5 RF」をベースにしたカスタムカーである。

マツダ MX-5(ロードスター)スピードスター エボリューション

・MX-5 スピードスター エボリューション

2015年のSEMA SHOWでお披露目した「スピードスター」をさらに軽量化し、50年代のスピードスターを操縦する楽しさを追求したモデルがこちら。

昨年の2080ポンドから1980ポンドへと、100ポンド(約45kg)の軽量に成功している。ちなみにベース車両から比べると約350ポンド(約160kg)の軽量化となっている。

1989年、MX-5 MIATA(初代ユーノス・ロードスター)のデビューと世界的な成功は、欧米の自動車メーカーにMIATAショックを与え、その後SLKやZ3、フィアットバルケッタなどの2シーターライトウェイトが生まれる大きなきっかけとなった。

誕生から27年間、MX-5 はどんな存在であり、どんな影響を与えてきたのか?そして今後どのように発展していくのか?を問うモデルとしてスピードスターは今後も進化を続けるモデルとなりそうだ。

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マツダ MX-5(ロードスター)RF KUROコンセプト

・MX-5 RF KUROコンセプト

電動ハードトップを備え、SKYACTIV-G 2.0を搭載したニューモデルとして、日本はもちろんアメリカでもまもなく発売が開始されるRF。

RF KURO CONCEPTは、MX-5 RFベースの初カスタマイズモデルとしてSEMA SHOWにて発表された。カスタマイズといっても、そこまで過激な外観ではなく、RFの美しいボディラインを損なわない控えめな仕様となっている。最大の特徴は車名の「KURO」の由来となっているセミマットなチャコール塗装で、独特の存在感を放っている。

足回りは「グローバル MX-5カップ」にエントリーする競技車両と同様のサスペンションを装着し、17インチのレイズ製鍛造ホイールを履く。

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NSX GT3専用トレーラーにアメリカの若者が憧れるシビックタイプR|SEMA SHOW 2016 ホンダブース

ホンダブースはアキュラと同じブースで、トヨタとレクサスが同じホールの端と端(直線距離にして約400m離れている)に位置していたのと違って、ホンダブランドとアキュラブランドの車が混然と展示されていたのが印象的だった。

ホンダ&アキュラブースの目玉は次期型シビックタイプRとNSX-GT積載の専用トレーラー+MDX、そして2ドア、4ドアセダン、5ドアハッチバックの3ボディそれぞれのカスタムモデルが中心。

日本では販売されていない、ホンダのピックアップトラック、リッジ・ラインのカスタムモデルも花を添えていた。

アキュラ NSX-GT3+MDX専用トレーラー

・アキュラ NSX-GT3+MDX専用トレーラー

アキュラブランドの目玉は、2017年よりGTレースに参戦予定の NSX GT3+MDX+専用トレーラー。

MDXとは北米で販売されるクロスオーバーSUVで、2003年~2006年の3年間わずかながら日本でも販売された。今回展示のMDXは、2013年発売の3代目モデルとなる。

注目すべきはMDXが引っ張るトレーラーで、こちらのトレーラーはNSX GT3専用。全体のデザインやカラーリング、ホイールのデザインに至るまでNSX-GT3に合わせているのがカッコいい。

トレーラーに載せられるGT3は今年3月のニューヨークモーターショー16で初公開されたモデルで、新型NSXをベースにFIA(国際自動車連盟)のGT3レギュレーションに適合させたレースカーである。

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ホンダ シビックタイプR

・シビックタイプR

次期型シビックタイプRは今年9月のパリモーターショーにて発表されたが、アメリカデビューはSEMA SHOWの会場が選ばれた。

シビックタイプRといえば、アメリカの若者たちのあこがれの存在で、最も人気があり速さも文句なしのスポコンの王道モデルとして存在感を放つ。

外観は現行のロー&ワイドなスタイリングを受け継ぎながら、さらにアグレッシブに進化。大開口のフロントバンパーやボンネット部に配置されたエアベント、リアバンパーのディフューザーをはじめ、随所に空気抵抗を向上させるアイテムが装備されている。

リヤビューは3本出しセンターマフラーが独創性のあるデザインを印象づけている。

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2017年発売のLC500に早くもコンセプトカーが!|SEMA SHOW 2016 レクサスブース

レクサスブースにはLC500 コンセプト、LC500市販予定モデル、RC-F、RC F GT3、GS Fの合計5台を出展。

レクサス LC500コンセプト

・LC500コンセプト

注目は2017年春に発売予定のLC500をベースにした世界初の公式カスタムモデルとなるLC500コンセプトで、ひときわ目立つ黄色いボディがまずは目を引いた。

1年以上前から製作がスタートしていたLC500コンセプトは、サスペンション、ブレーキ、ホイール、タイヤをさらにハイパフォーマンスなものに交換。

エンジンはLC500搭載の5.0-L V8から、レクサス RC F やGS Fに搭載される5.6-Lエンジンに換装し最高出力は525馬力を発生する。ボディワークは日本のアーティシャン・スピリッツが手掛けており、LC500の高貴で優美な雰囲気をさらに高める上品な印象に仕上がっている。

こちらのボディキットをはじめ、車高調サスペンションキットやカーボンファイバー製スパルコレーシングシートなどは、2017年春のLC500発売と時期を同じくしてキット販売も可能とのこと。

[Photo:Hiroto.kato・TOYOTA・MAZDA・NISSAN・HONDA・Lexus International/Text:加藤久美子]

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加藤 久美子
筆者加藤 久美子

山口県下関市生まれ 自動車生活ジャーナリスト 大学時代は神奈川トヨタのディーラーで納車引き取りのバイトに明け暮れ、卒業後は日刊自動車新聞社に入社。出版局にて自動車年鑑、輸入車ガイドブック、整備戦略などの編集に携わる。95年よりフリー。2000年に第一子出産後、チャイルドシート指導員資格を取得し、チャイルドシートに関わる正しい情報を発信し続けている。 得意なテーマはオリジナリティのある自動車生活系全般で海外(とくにアメリカと中国)ネタも取材経験豊富。愛車は22年間&26万km超の916アルファスパイダー。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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