テストコースではオブザーブ・ガリットギズが持つ、“走る、曲がる、止まる”の特性をポイントごとに“確認”。急な坂道での発進、ツルツルに磨かれたアイス路のカーブ下り坂の走行性能、氷板路での発進やブレーキ、連続スラロームに林間コースなど。
中でも氷上では摩擦が発生していることを実感しつつ吸い付くように止まる氷上ブレーキの感覚は「キュッ、キュッ」という音と制動感。圧雪路でのしっとりと雪面を踏みしめ進む頼もしさやハンドルを操作した際の応答性は、これを記している今もニヤけてしまうほどだ。
またオブザーブ・ガリットギズで性能アップが図られているコーナリング。タイヤが滑って外に滑り出る割合が低いのだ。つまり限界が高いとも言える。
サイプの倒れ込みも少なく面で路面を捉える新吸着3Dサイプやコンビネーションブロック、最新の化学と自然由来の素材を効果的に用いたゴムの配合などトータルの性能が全方位的に高い効果を現しているのがわかった。