パナソニック 新型ストラーダポケットを発表!(1/2)
- 筆者: オートックワン 編集部
- カメラマン:中島俊介(編集部)、パナソニック株式会社
機能を充実させたストラーダポケットを発売
パナソニック株式会社 オートモーティブシステムズ社は22日、「ストラーダポケット」新製品4機種(CN-MP200DL、CN-MP200D、CN-MP100DL、CN-MP100D)をはじめ、「ストラーダ」の新製品3機種(CN-HX900D、CN-HW880D、CN-HW850D)および車載用地上デジタルチューナー2機種(TU-DTX400、TU-DTV40)を6月より発売することを発表した。
同社がポータブル機種に注力しているのは理由がある。苦境が続く新車試乗において軽自動車が占める割合が年々増加しており、2008年は37%、台数にして137万台を数えるに至った。
なぜこの数字を出したかといえば、純正ナビゲーションの装着率が10%強というデータがあるからだ。たしかに軽自動車に純正ナビを装着すれば、その額は車両価格の小さくない割合を占めてしまう。コンパクトカークラスでも装着率は50%を切っており、小型車の多くのユーザーが購入時にはナビゲーションを装着していないということになる。
同社はここに目をつけた。 手軽に購入出来て、なおかつ高性能だと望ましい…。ユーザーたちのそんな希望に応えたのが今回の「ストラーダポケット」である。コンパクトなボディにHDDナビ「ストラーダ」で培ったノウハウのほとんどを移植し、初心者だけでなく、既存のナビユーザーの期待にも応える仕上がりになった。
GPS信号に加え、新たに搭載した「迷いまセンサー」から得た情報を用い、HDDナビに迫る自車位置測位精度を実現した。これは「加速度センサー」と「ジャイロ」で構成され、「加速度センサー」は主に車両の進行距離、「ジャイロ」は車両の進行方向や道路の傾斜をそれぞれ検知するというもの。都心部などで威力を発揮しそうだ。付属の車載用スタンドに「FM-VICSチューナー」を内蔵し、渋滞情報の取得が出来ることも付記しておく。
さらに地図検索サイト「Googleマップ」と連携が可能になったことも大きなニュース。Googleマップで調べたスポット情報をナビに持ち込み、目的地に設定できるのだ。これがあればWEB上で見つけた店舗や、新しくオープンしたスポットにもいちはやく愛車でアクセスできるようになる。クルマでの移動がますますたのしくなりそうだ。これらに加えてワンセグチューナー内蔵モデルもラインナップされるので、 本商品があればAV機能の充実したHDDナビシステムに負けないカーライフが楽しめそうである。
品名/品番/希望小売価格/発売日/
ポータブルSDカーナビステーション (ワンセグチューナー内蔵、ACアダプター・家庭用スタンド付属) CN-MP200DL/オープン価格/6月12日/
ポータブルSDカーナビステーション(ワンセグチューナー内蔵) CN-MP200D/オープン価格/6月12日/
ポータブルSDカーナビステーション(ACアダプター・家庭用スタンド付属) CN-MP100DL/オープン価格/6月12日/
ポータブルSDカーナビステーション CN-MP100D/オープン価格/6月12日/
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