トヨタ エスティマ カスタムカー レビュー(1/2)
- 筆者: オートックワン 編集部
- カメラマン:島村栄二
メーカー純正・モデリスタを選ぶ
エスティマユーザーに話を聞くと、たいがい何かしらのカスタムをおこなっているようだ。エスティマにはメーカー純正品から社外品まで実に多くのカスタムパーツがそろっている。そのどれもがドレスアップに効果的とあっては、せっかく買ったエスティマをツルシ(購入したままの状態)で乗る方が難しいという事態も生じてくるのではないだろうか?
本稿ではエスティマの純正カスタムを紹介したい。中でもトヨタ純正オプションパーツとして信頼の高い、「モデリスタ」バージョンである。ノーマルモデルの雰囲気を残しつつも適度にスポーティに仕上げたフォルムが特徴だ。ベースとなった車両は2.4 AERAS(7人乗り)。
このカスタムカーのハイライトは「MODELLISTA TOURER KIT」と呼ばれるパーツ群を装着したフロントエンドにある。
同キットはフロントスポイラー、フロントグリル&ガーニッシュ、ブラックアウトガーニッシュからなるもので、キット通りに装着するもよし、好みのパーツだけ選ぶもよし、自分の方向性を定めてチョイスしたい。フロントスポイラーはオリジナルよりも約25mmのローダウンが可能。まとまりの良さとスポーティさが多くのエスティマユーザーに支持されている。
フロントグリル&ガーニッシュはオリジナルの顔を一変させてしまうほどのインパクトを持つパーツ。穏やかだったノーマルフェイスがこのグリルを用いると、エスティマが精悍な表情をみせる。
前述のスポイラーと組み合わせるとデザインに統一感が出るだろう。
ブラックアウトガーニッシュはフロントエンドの下回りを引き締める効果がある。単体では決して目立つパーツではないが、縁の下の力持ち的役割を担ってエスティマの表情を形づくっている。
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