ホンダ新型「フリード」vsトヨタ「シエンタ」、先行受注スタートで驚きの差が明らかに!(2/2)
- 筆者: 国沢 光宏
デザインの悪い流れを断ち切れるか
もう一つ。デザインが不人気の理由になっているステップワゴンにそっくり。
いや、正確に書けばステップワゴンは現行フリードにそっくりということで人気が出なかった。ここまで似たデザインだと、ステップワゴンの悪い流れを断ち切れないかもしれない。
日本向けホンダ車のデザイン、イマイチだ。
参考までに書いておくと、フリードより圧倒的に広いキャビンスペース&ワクワクゲートを持つステップワゴンの『G ホンダセンシング』は、サイド&カーテンエアバッグ付きでも261万円。
今や地域によっては値引きも40万円程度してくれるため、見積もりを取れば明らかにステップワゴンが安くなる可能性も。
ホンダの国内販売戦略は迷走中?
新型NSXの価格や、ジェイドやグレイスのように日本では売れないと思えるシビックを導入予定とするなど、最近ホンダの国内販売戦略は迷走しているように思う。
期待の新型フリードながら、シエンタを脅かすような売れ行きにはならないかもしれません。購入検討の方は、まずは新型モデルの試乗レポートを見てから購入することをすすめておく。
[Text:国沢光宏]
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