ホンダ新型「フリード」vsトヨタ「シエンタ」、先行受注スタートで驚きの差が明らかに!(2/2)

ホンダ新型「フリード」vsトヨタ「シエンタ」、先行受注スタートで驚きの差が明らかに!
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デザインの悪い流れを断ち切れるか

新型ホンダ フリードホンダ ステップワゴンのワクワクゲート(リアドア)

もう一つ。デザインが不人気の理由になっているステップワゴンにそっくり。

いや、正確に書けばステップワゴンは現行フリードにそっくりということで人気が出なかった。ここまで似たデザインだと、ステップワゴンの悪い流れを断ち切れないかもしれない。

日本向けホンダ車のデザイン、イマイチだ。

参考までに書いておくと、フリードより圧倒的に広いキャビンスペース&ワクワクゲートを持つステップワゴンの『G ホンダセンシング』は、サイド&カーテンエアバッグ付きでも261万円。

今や地域によっては値引きも40万円程度してくれるため、見積もりを取れば明らかにステップワゴンが安くなる可能性も。

■>>ホンダ新型フリード 写真でチェック(画像32枚)

ホンダの国内販売戦略は迷走中?

新型ホンダ フリード

新型NSXの価格や、ジェイドやグレイスのように日本では売れないと思えるシビックを導入予定とするなど、最近ホンダの国内販売戦略は迷走しているように思う。

期待の新型フリードながら、シエンタを脅かすような売れ行きにはならないかもしれません。購入検討の方は、まずは新型モデルの試乗レポートを見てから購入することをすすめておく。

[Text:国沢光宏]

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国沢 光宏
筆者国沢 光宏

1958年生まれ。ベストカーガイド編集部員を経て自動車評論家に。空気を全く読まず言いたいことを言い、書きたいことを書くので自動車メーカーから嫌われている。現在所有しているクルマは日産 リーフやトヨタ MIRAIなど多数。趣味はラリーに出場すること。人気のない(本人談)Webサイトを運営中。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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