【清水草一試乗記】このクルマ、乗ればわかるさ！！vol.3 新旧ハイブリッドカー超絶徹底比較(1/4)
- 筆者： 清水 草一
- カメラマン：村西一海
これは新たなドライビングプレジャーだ!
私は今年2月、初代プリウスの中古車を買い、ハイブリッドカーを運転することのヨロコビに目覚めましたっ！
初代プリウスの発売から12年。もう12年も経ってるっつーのに、そのクルマを今頃買って、今頃その楽しさを理解したのである。なんという遅さ。遅い、遅すぎる！ どーもスイマセンでした。でもとにかく、遅まきながら気づきました。今後はハイブリッドマニアになります！
いったいハイブリッドカーの運転の何が楽しいのか？
それは、いつでもどこでも、持てるテクニックを最大限引き出して、マキシマムの燃費アタックができるという点である。フツーのクルマで、従来的なマキシマムアタックなんぞ、サーキット以外では不可能だ。でもハイブリッドカーは、いつでもどこでもそれができるのだ！
ま、ハイブリッドカーじゃなくても、プリウスやインサイトみたいな燃費モニターがついてれば、フツーのガソリン車でも出来るっちゃ出来るんだけど、ハイブリッドカーのエコランは、ただのガソリン車とは奥の深さが違う！ それは、宇宙との対話のごとく深く、テクニック次第で、誰でも大幅な燃費向上が可能なのである。
エコカーというと、「走りがツマラナイ」という固定観念があるが、それはとんでもない勘違いだ。エコカーこそ、今一番面白い。エコカーで走ることは、いちばんイケてるドライビングプレジャーだと断言しよう！
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1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。代表作『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高はなぜ渋滞するのか！？』などの著作で交通ジャーナリストとしても活動中。雑誌連載多数。日本文芸家協会会員。記事一覧を見る
自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
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