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Volkswagen パサートGTE

フォルクスワーゲン パサートGTE スペシャルコンテンツ ~未来から届いた“Passat GTE”という解答~ Vol.1 新型車徹底解説

注目はEV走行航続距離 プリウスPHVと異なる点とは?

電気の力を使ってエンジンの弱点を補うハイブリッドカーは燃費がよくて、環境に優しいことは誰もが知っているが、最近はこの考え方を一歩推し進めたプラグイン・ハイブリッド(PHV)というクルマが注目されている。

その最大の特徴は、普通のハイブリッドカーよりも大きなバッテリーを積むことで、電気自動車のような使い方ができるようにした点にある。

たとえばパサートGTEなら、家庭用電源から充電した電力だけで、ガソリンを1滴も使わずに走行が可能。その間は排ガスを一切出さない
航続距離は51.7km(JC08 モード、国土交通省審査値)で、現在、日本国内で販売される全てのPHEV(セダン/ステーションワゴン)の中では最長の値だ。

しかも、バッテリーの充電を使い切ったら、普通のハイブリッドカーと同じようにガソリン・エンジンの力で走ることができる。このときも必要に応じて電気モーターが活躍するから、燃費の良さはハイブリッドカー並み。おかげで容量50Lの燃料タンクをガソリンで満たせば計算上は1000kmを一気に走りきれる

この“足の長さ”は、1回の充電で200~300kmくらいしか走れない一般的な電気自動車には決して望めない性能だ。つまりプラグインハイブリットカーが一般的なハイブリッドカーより環境に優しいとされる最大の理由は、これらの利点や期待値にある。

ちなみに、日本でおなじみトヨタの新型プリウスPHVは、このEV走行航続距離が60kmと発表され、パサートGTEを上回る。
しかし、ハッチバックボディのプリウスPHVに対してパサートGTEはセダンおよびバリアントとボディスタイルが異なるほか、サイズの点でもパサートGTEがプリウスPHVをひとまわり上回る。
また、走りの面ではアウトバーン育ちのパサートGTEにより強い安心感を抱く向きがあっても不思議ではない。

確かにEV走行航続距離は重要だ。全メーカーまさに日進月歩の競争を今後も強いられることは間違いない。つまりプラグインハイブリットモデルにとってEV走行航続距離がいかに大事かおわかりいただけたかと思う。

その鋭い加速はゴルフGTIに引けをとらない まさに度肝を抜く瞬発力

でも、フォルクスワーゲンがパサートのPHVにGTEという名前を与えた本当の理由は、それがゴルフGTIを彷彿とさせるほどダイナミックに、そしてスポーティに走れる点にある。

パサートGTEに搭載される電気モーターの最高出力は116psと、コンパクトカー用エンジン並みにパワフル。つまり、パサートGTEは普通のガソリン・エンジン電気モーターという「ふたつのエンジン」を搭載しているも同然で、このため両方を駆使すると0-100㎞/h加速7.4秒というスポーツカー並みの速さが堪能できる

私自身もサーキットでゴルフGTIとパサートGTEで発進加速競争をしたことがあるけれど、その鋭いダッシュ力はゴルフGTIにまったく引けをとらなかった。こんなエコカーは滅多にないと、度肝を抜かれたほどだ。

しかも、このパワフルな走りを楽しむには、センターコンソール上に設けられたGTEボタンを押すだけでいい。最新のテクノロジーをいとも簡単に操れる。こんなところにもフォルクスワーゲンらしいアイデアが込められているといえる。

  • TEXT:大谷達也
  • PHOTO:小林岳夫

注目はEV走行航続距離 プリウスPHVと異なる点とは?

「GTE」それは、エレクトリックドライブのグランツーリスモの意味。
動力源は115kWの直噴ガソリンターボエンジンと、85kWの電気モーター。この2つのパワーソースがハイブリッドモデル用に特別に開発された6速DSG®と組み合わされ、サスティナブルでありながらダイナミックな性能を備えたドライブユニットを構成。
あらゆるシーンをカバーするだけでなく、ドライバーの意志に自在に反応するキャラクターにより、人とクルマとの関係性にさらなる変革がもたらされた。

3つの走行モード
Passat GTE/Passat GTE Varinatには「Eモード」「GTEモード」「ハイブリッドモード」の3つの異なる走行モードが用意されています。
シフトレバーの左側に配置された「E-MODE」ボタンを押すことでEモードとハイブリッドモードを切り替えることが可能です。またドライビングプロファイルを切り替える「GTE」ボタンを押すことでドライバーはスポーティな走行感覚を得ることができます。
ドライバーは常にマルチファンクションインジケーターでは現在選択されているモードを、インフォテイメントシステムのスクリーンではエネルギーフローの状態を確認することが可能です。

E mode:電気だけで走る。

イグニッションオン時においては自動的にEモードが選択されます。リチウムイオンバッテリーの充電レベルが良好であればTSI®エンジンを始動することなく、日常的な走行シーンの大半をEモード(モータードライブ)でカバーすることが可能です。
スタート時にバッテリーが満充電の状態であれば、排気ガスを出すことなく最長で約50km*1を走行することができます。また、電動駆動だけで時速130km*2を発生します。エネルギーフローディスプレイでは加速中はバッテリーから電気モーターに向けて、また駆動輪の進行方向に向かって青色の矢印が表示されます。
Eモードを選択していても、リチウムイオンバッテリーの充電レベルが低かったり、外気温がとても低い場合にはエンジンが始動します。

*1 JC08モード 国土交通省審査値:51.7km *2 欧州測定値

GTE mode:エンジン+モーターでパワフルな加速。

GTEモードを選択するとエンジンとトランスミッションはスポーツモードのマップに切り替わり、アクセル操作に対するエンジンレスポンスが向上し、ダイナミックなドライブフィールを提供します。
ステアリングにおいてはダイレクトな操作感が高まり、エンジンサウンドはスポーツモードに相応しい力強いサウンドへとチューニングされます。また、アクセルペダルをいっぱいに踏み込みキックダウンすると、TSI®エンジンと電気モーターが同時に作動し、GTEモードの醍醐味であるエレクトリックブーストが発動します。
ハイブリッドシステムが最大パワーを発生している様子はエネルギーフローディスプレイにおいてTSI®エンジンが発生している動力は橙色、電気モーターが発生している動力は青色の矢印で表示され、両方のパワーソースで駆動していることを示します。

HV mode:スタイルに応じて効率的に。

リチウムイオンバッテリーの充電レベルやドライバーの運転スタイルに応じてPassat GTE/Passat GTE Variantはパワーソースを選択します。
比較的低速域で走行している場合には電気モーターが選択され、TSI®エンジンは停止した状態となります。アクセルペダルを緩やかに操作することで電動駆動による運転領域を広げることが可能です。
アクセルペダルを素早く踏んだ時やリチウムイオンバッテリーの充電レベルが低下した場合にはTSI®エンジンが自動的に始動します。
回生により充電レベルが回復し、ドライバーが緩やかなアクセル操作を続けると、電気モーターのみでの駆動に復帰します。

Battery Charge-mode

バッテリーの充電レベルが一定以下になるとTSI®エンジンがメインの駆動力となり、電気モーターはオルタネーターとして機能します。
インフォテイメントシステム上で充電優先のバッテリーチャージモードを任意に選択することもできます。

バッテリーチャージ

Passat GTEはプラグインハイブリッドシステムを採用しているため、外部電源を利用してリチウムイオンバッテリーに充電することが可能です。
充電ポートはフロントグリルに内蔵されています。外部電源をチャージングケーブルで正しく接続すると、充電プロセスは自動的に開始されます。
また、出発予定時刻を入力することで逆算して適切なタイミングで充電プロセスが実行されるようにプログラムすることも可能です。約4時間でフル充電されます。

※電波により植え込み型ペースメーカーなどの医療用電子機器に影響を及ぼす恐れがあります。詳しくはフォルクスワーゲン カスタマーセンターにお問い合わせください。
充電設備・充電環境により異なります。